夏の高校野球宮崎大会の組み合わせが6月20日に決まった。7月7日に開幕する。
昨年は、都城商業の森遼大朗選手が千葉ロッテの育成ドラフト2位で指名された。また、延岡学園の藤谷勇介投手が注目され、三菱自動車岡崎に進んでいる。今年も注目される選手が投打におり、ドラフト注目度はB
地区
昨年は聖心ウルスラが優勝し甲子園に出場、昨年秋は延岡学園が優勝し、宮島が準優勝した。センバツでは宮島、延岡学園共に初戦敗退だが、延岡学園は国学院栃木と3-4の接戦を演じている。
春の大会はセンバツに出場した延岡学園、宮島が出場しない中で、聖心ウルスラが優勝、日南学園が準優勝をしている。
注目選手
聖心ウルスラの戸郷翔征投手は昨年夏の甲子園で、早稲田佐賀戦で8安打11奪三振2失点完投、聖光学院戦は7回1/3で10安打5失点という内容だった。今年に入り球速も145キロを記録し、3月の練習試合では7回14奪三振も記録、速球と変化球のキレが増している。将来性豊かな投手で、プロも注目する。
延岡学園の小幡竜平選手は180cmの大型遊撃手としてセンバツで注目された。国学院栃木戦で4打数1安打に終わったものの、ショートでは良い動きを見せ、プロのスカウトの評価も高かった。この夏に打撃でも結果を見せれば、指名候補に入ってくる。
もう一人、宮崎学園の源隆馬投手は昨年夏に延岡学園を完封して注目されたが、今年春は球速は145キロを記録し、鹿児島実を2安打完封するなどますます成長を見せ、プロのスカウトが本腰を入れて調査をしているという。
その他の注目選手
投手では宮崎日大の伊藤光眸投手も180cm87kgから力のある145キロの速球を投げる。パワー型で投手として課題は多いが球の力は魅力。
宮崎日大では清田海成選手が171cmと上背はないものの、高校通算20本塁打のパンチ力があり、広角に長打を打てる選手として注目される。延岡学園も椿原塁選手の50m5.8秒の足は驚異的で、守備ではセンターで広い範囲の打球を捕球する。
また来年の注目選手もいる。宮﨑学園の松下瑛亮投手は183cmの本格派右腕、まだ線は細いものの、バランスの良い腕のしなるフォームは注目されている。また都城東の武藤敦貴投手は130キロ後半のストレートで空振りが奪える投手、スライダー、チェンジアップのキレも良い。
優勝予想
聖心ウルスラ、延岡学園、宮崎学園が優勝候補として挙げられるが、どこが勝つかわからない。打撃で選手層の熱い延岡学園がリードするか。また選手層では宮崎日大も負けておらず、優勝候補の一角に入ってくる。
コメント