高校野球栃木大会の展望(2018)と注目選手:ドラフト注目度B

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夏の高校野球栃木大会の組み合わせが6月20日に決まった。7月6日に開幕する。

昨年は、青藍泰斗の石川翔投手が中日のドラフト2位で、白鴎大足利の北浦竜次投手が北海道日本ハムのドラフト5位で指名されるなど注目選手が多かった。今年もプロが注目する捕手や、プロに進んだ選手の弟などがおり、ドラフト注目度はB

地区

なんといっても作新学院が7年連続出場をしている。昨年夏も決勝で国学院栃木に15-1の大差を付けて優勝をした。しかし秋の新チームでは決勝で国学院栃木が5-4で作新に勝利した。国学院栃木はセンバツでも打線の破壊力と投手の継投で、全国にその力を見せた。それでも春は再び作新学院が優勝、決勝では青藍泰斗に6-4と接戦だった。青藍泰斗と佐野日大、そして作新学院と白鴎大足利の準決勝もともに1点差で、今年は作新学院と他の高校が近い所にいる印象。

注目選手

青藍泰斗の益子京右選手は、昨年まで石川翔投手の球を受け、セカンドまで1.8秒台の肩を見せて注目されている。今年は春の大会で2本塁打を放つなど高校通算23本まで伸ばしており、強打者としても名を上げてきた。高校生の捕手の候補は今年は多くなく、プロのスカウトが熱心にチェックをしている。

その他の注目選手

投手では宇都宮短大付の福田翔投手が187cmの体から146キロを記録した。試合では130キロ中盤に抑えて制球を重視しているが、思い切り投げてもコントロールが安定するようになれば非常に楽しみ。小山高校の大友直樹投手は176cm68kgと線は細いものの最速144キロの速球を投げる。作新学院のエース・高山陽成投手も当然のように140キロを記録しており、これから実績が積まれていく投手かもしれない。

矢板高校の伊藤龍之助投手も187cmの長身右腕で球速も140キロを記録している。まだまだ成長しそうで期待。佐野日大の田嶋俊輔投手はオリックス・田嶋大樹投手の弟で、2年時に140キロを記録している右腕。真岡高校の小林康紀投手は左腕で130キロ中盤の速球があり変化球も多彩。

センバツ出場の国学院栃木は宮海土投手が球速は130キロながら伸びのあるストレートで、インコースにビシビシと攻めてくるピッチングが魅力的だった。

野手では国学院栃木の近藤翔真選手が、相手投手に威圧感を与えるくらいの迫力ある打撃を見せた。三振も非常に少ない選手。打撃が良く足のある青木寿修選手や2年生の勝盛直樹選手、180cm89kgの大砲・大栗拓也選手も注目したい。

文星芸大付の葭葉幸二郎選手は173cmと小柄だが通算34本塁打を放っている。今年はライナーでもスタンドに飛び込むようになり、逆方向にも放り込めるようになるなどスラッガーとして成長している。

白鴎大足利は大川拓実選手が鋭いスイングがあり、50m6.0秒の足がある。ショートを守り、守備が向上すれば楽しみな選手。青藍泰斗の1番・石川慧亮選手は、石川翔投手の弟で、1年生で1番を任されている楽しみな選手。

優勝予想

作新学院は選手層も厚く、投手の層も厚いが、国学院栃木がセンバツのような打撃でくれば8連覇は難しくなる。ブロックでは真岡や矢板が入っており、そして佐野日大も控えている。厳しい戦いが続いていく。そして、青藍泰斗、白鴎大足利も力は作新学院、国学院栃木と並んでいる印象で、栃木は戦国時代に移ってきたか。

2018年度以降-高校生-栃木県のドラフト候補リスト

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