北海道日本ハム・浦野博司投手が7勝目、大谷翔平選手は10勝8本塁打

大谷翔平, 浦野博司, 石川歩

 プロ野球ではルーキーの活躍が目立っている。北海道日本ハムvs千葉ロッテの試合ではルーキー同士が投げ合い、北海道日本ハム・浦野博司投手が7勝目を挙げた。また埼玉西武では高校生ルーキー・森友哉選手がキャッチャーとしても成長を見せた。

浦野博司投手6勝目、大谷翔平選手が8号ホームラン

 北海道日本ハムはドラフト2位ルーキーの浦野博司投手が、6回1/3を投げて8安打を許すも2失点で抑える、いつも通りの粘りのピッチングを見せ、6勝目を挙げた。投げ合った相手は千葉ロッテのドラフト1位ルーキー・石川歩投手。ドラフト1位で指名が重複するなど評価としては上だったが、社会人時代はそれぞれセガサミー、東京ガスと東京のチームとして戦ってきた。

 この日、その石川投手に並ぶ7勝を挙げた浦野投手は新人王について「全然意識していない」と話したものの「今日は絶対勝ちたかった」とも話した。チームメイトの上沢直之投手も7勝で新人王争いをしている。果たして8勝目、そして新人王ラインとなる10勝を挙げるのは誰か。

 またこの試合では6番DHで出場した大谷翔平選手が8号ホームランを放った。日本人で10勝を記録した投手では最多ホームランとなった。昨年は3勝、3本塁打だったが、今年は10勝で8本塁打。二刀流には疑問もあったものの、また答えを出してくれた。

 もう何も言う事は無い。20勝30号ホームランを記録してからメジャー入りを希望し、メジャーのスカウトたちにも投手か打者かの論争を巻き起こしてほしい。

 誰もできないことをやってのけた。投げて、打つ。二刀流・大谷しか成し得ない快記録だ。プロ野球80年の歴史にしるした新たな1ページに東京ドームがどよめいた。

 「ストレートを狙っていた。ちょっと詰まったけど(フェンスを)越えてくれッと。自分のスイングをしっかりできた」

 快挙は初回だった。4番・中田の二塁打で先制した2死二塁。前回(7月29日)は3三振を喫したロッテのドラフト1位ルーキー石川の外角高めの142キロ直球を力強く叩いた。打球は逆方向の左翼席最前列へ。悠然とダイヤモンドを回る背番号11に、歓声が降り注ぎ、驚嘆が漏れた。

 日本ハムのルーキー浦野が6回1/3を2失点で7勝目。新人王を争い、投げ合ったロッテの石川に勝ち星で並んだが「全然意識していない。きょうは絶対に勝ちたかった」と振り返った。実は27日に静岡県内に住んでいた母方の祖父・守屋良平さんが亡くなった。「突然だったので詳しいことは何も聞いていない。でも、しっかりと投げることでおじいちゃんも喜んでくれると思った」と霊前に届けるウイニングボールを手で握りしめていた。

  試合前練習から絶好調だった。約40球のフリー打撃のうち10球以上をスタンドインさせ、右翼席の看板に当てる推定140メートル弾もあった。「疲れはないし、打撃の調子は打てない時期もよかった」。手応えをつかんだまま迎えた試合で、しっかり結果を出した。


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