北海道日本ハムは春季キャンプの1軍、2軍の振り分けを発表し、ルーキーではドラフト2位の石井一成選手一人が1軍キャンプスタートとなった。
開幕ショートの可能性も
1軍キャンプには石井一成選手一人が選出された。ドラフト1位の堀瑞輝投手や3位の高良一輝投手や4位の森山恵佑選手は2軍キャンプスタートとなった。石井選手は「多くのことを吸収して学びたい。中島さんのプレーを間近で見て、感じたことを聞いてみたい」と話した。
ちなみに昨年はドラフト1位の上原健太投手と2位の加藤貴之投手が1軍キャンプスタートとなっている。
チームのショートを守る中島選手が侍ジャパンのWBC候補に選出される可能性が高く、そのため調整は例年よりも早くなっている。WBCは決勝が3月22日で、優勝したとしていろいろなイベントが行われたとしても、3月31日のペナントレース開幕には出場できると思うが、やはり後半戦には疲労も出てくる可能性がある。そこでショートにいろいろな選手が交代で起用される事も予想され、そこに石井選手も入ってくる。
石井選手は早稲田大で3年時にショートのレギュラーを獲った。昨年は打率こそ春.286、秋.294だったが、春は2本塁打、秋は3本塁打と長打のある選手で、中島選手とは違ったタイプのショートとなる。守備も安定しており、中島選手とポジションを争える選手だ。
堀投手は初ブルペン
ドラフト1位の堀投手はこの日、初めてブルペン入りをし、捕手を立たせた状態で30球を投げた。見ていた先輩などから、球の出どころが見えにくいなどと絶賛されたが、本人は抜けた球もあり「頭が突っ込みながら投げていた。抑えなきゃ、抑えなきゃと力んでしまった部分もあります。久々でどこまでできるかと思ったけど、思っていた以上にダメでした」と緊張感の中で投球し、満足な投球ができなかったことを反省した。
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チームには、WBC代表選出が有力視されている中島が正遊撃手として君臨している。「多くのことを吸収して学びたい。中島さんのプレーを間近で見て、感じたことを聞いてみたい」と貪欲だった。
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