吉田輝星投手、柿木蓮投手が1イニングずつ登板

柿木蓮, 吉田輝星

北海道日本ハムのルーキー・吉田輝星投手と柿木蓮投手が紅白戦でそれぞれ先発をした。

吉田投手1回1安打2四球1失点

最初に投げたのは金足農出身でドラフト1位ルーキーの吉田輝星投手、先頭の西川選手を相手に145キロのストレートを中心に投げてセカンドゴロに抑え、順調なスタートを切ったが、続く大田選手は真ん中高めのストレートをバックスクリーンに運ばれた。「打たれた球は少し甘かったかなと思います。」と話し、「そこを厳しくつけるように気持ちでいかないと」と話した。

しかしその次の清宮選手を144キロのストレートでセカンドゴロに打ち取ると、横尾選手、渡辺選手にはスライダー、フォークも交えて投球した。2人とも四球を与えたももの最後の鶴岡選手には最速146キロを記録し、145キロのストレートで空振り三振を奪った。「真っすぐは良い切れがあった。思ったよりも通用した。自信になった」と話した。

この日はストレートと変化球も高めに行った。ただし、コントロールは関係なくストレートでどこまで投げられるかという気持ちでの投球だったのではないかと思う。「次からのブルペンからは細かいコントロールなどもつけられたらと思う」と段階を踏んでいる。

周囲も絶賛している。球を受けた石川亮捕手は「高卒の投げる球じゃない。ガン以上の球だったと話すと、対戦した横尾選手も「すっげーいい真っすぐです。高めの球は強いし伸びがある。高卒としてはレベルが高いと思います。」と話した。栗山監督は「持っているものの大きさは感じられた。2度と褒めないけど今日はこれでいい」と独特の愛情表現をしていた。

柿木投手は13球で三者凡退

対する柿木蓮投手はこの日、浅間選手、松本選手、王選手を三者凡退に仕留めた。ストレートは143キロが最速だったが、特に王選手との対戦では角度のある球が低めに決まり、柿木投手らしさを見せた。

先に投げた吉田投手の姿を見て火が付いた。「輝星が投げているのをみて気合いが入った。プラスにできて良かった」と話す。王選手は「直球が強かったし、変化球の変化量も多かった」とストレート、変化球を絶賛した。

結果としては柿木投手の方がまとまっていたが、吉田投手のストレートもやはり素晴らしかった。この二人がライバルとして成長することは間違いなさそうで、チームを背負う存在となる。

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自己最速152キロには及ばなかったが、この日の最速は146キロ。素材の高さは示した。栗山監督は「持っているものの大きさは感じられたので、すごくいいスタートを切った」と目を細めた。二ゴロに倒れた清宮は「真っすぐはいいものがある。堂々としてました」と高校生らしからぬマウンド度胸を称賛。捕手を務めた石川亮も「スピードガン以上に速く感じました。高卒のボールじゃない」と目を丸くした。

続く清宮との対戦。「甘いところに投げたくない。少しでも油断すれば逃げる投球になりそうだった」。思い切って投じた初球の144キロ直球で詰まらせ、二ゴロに打ち取った。その後は連続四球を与えたが、鶴岡を低めの145キロ直球で空振り三振。「高めに浮いていた球が、しっかり低めに押さえつけられた。あの球は良かった」と自画自賛した。

注目は台湾プロ野球で4割を2度マークした王柏融との対戦。外角に直球とスライダー、フォークを配して追い込むと、最後はこの日最速の143キロ直球で一ゴロに打ち取り、強打者を「直球が強かったし、変化球の変化量も多かった」とうならせた。


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