昨年ドラフト指名漏れの大阪ガスの三井健右選手がホームラン、今年が「ラストチャンス」

左の大砲として注目されながら、指名解禁だった昨年のドラフト会議で指名されなかった大阪ガスの三井健右選手が、この日のJABA京都大会・ニチダイ戦で満塁ホームランを放つなど3安打の活躍、12球団のスカウトにアピールした。

ドラフト指名漏れ

三井健右選手は大阪桐蔭、立教大で左の大砲として注目された。大阪ガスに進むとドラフト指名解禁だった昨年は公式戦で2本塁打しか打つことができず、ドラフト会議での指名されなかった。「やれることをやったが、あの結果だった。何が足りなかったのか見つめ直しました」と話す。

今年はどんな状況でも自分の打撃をするために精神面を磨いてきた。この日は12球団のスカウトが視察に訪れる中で、2回に1アウト満塁の場面でライトスタンドにホームランを放つと、7回にもライト前ヒットを打つなど3安打の活躍を見せた。

今年は社会人3年目だが、「ラストチャンスと思って逆に割り切って、自分のスイングをして、守って、走って、それで行けなかったら仕方ないという感じなので気負いはないです。チームの勝利が大前提で、まずは得点を持ってこられる打者になりたい」と話した。

左の対応が秋にドラフト候補として指名有力となるように、春からホームランを量産したい。