【社会人野球】Hondaの157キロ右腕・磯貝和賢投手が救援で2回3奪三振無失点、三浦良裕選手が公式戦4本目の一発

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第97回都市対抗野球大会の東京都2次予選で、2年連続の都市対抗出場を狙うHondaが明治安田に逆転勝ちを収め、第1代表決定戦に進出した。1点を先制された直後の4回、1番・三浦良裕内野手(27)が中越えに貴重な2ランを放ち、一挙4得点の逆転劇を演じた。投げては157キロ右腕・磯貝和賢投手(24)がリリーフで圧倒する投球を見せ、相手に反撃のチャンスを与えなかった。

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最速157キロ右腕・磯貝和賢、予選初登板で2回零封3奪三振

リリーフ陣ががっちりと締めた。4―1の8回から救援のマウンドに、3年目右腕の磯貝和賢投手が上がると、最速153キロの直球にカーブ、チェンジアップを織り交ぜ、緩急をつけながらもストレートの伸びと角度で圧倒し、2回を1安打3三振無失点に抑えてチームを第1代表決定戦へと導いた。

磯貝投手は「抑えられたのが一番です。最初は緊張しましたが、チームメートが“頑張れ”と背中を押してくれた。思い切って投げることができました」(スポーツニッポン)と振り返った。中京大出身の本格派で大学時代もドラフト候補として注目されたが、入社直後の24年5月に右肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けていた。1年以上のリハビリを経て、昨年の日本選手権・ミキハウス戦が公式戦初登板すると、150キロ超の球を連発し、最速157キロを計測していた。

今季はJABA大会で2試合に先発するなど投球の役割を広げており、「変化球でストライクを取れたり、真っすぐのコントロールも身についてきたかと思います」と話す。そしてこの日は、リリーフとして変化球も有効に使い、ストライク先行で試合を締めた。

多幡雄一監督は「本当に苦しいリハビリで一切手を抜かなかった。コントロールの良さもありますが、心のコントロールもできる」と称賛した。先発の東野龍二投手が7回1失点と試合をつくり、投手陣は2試合でわずか2失点と、隙のない戦いを続けている。

外角を逆方向へ運んだ「今年一番の当たり」

試合の流れを大きく引き寄せたのは、1番打者・三浦良裕内野手の一発だった。1点を先制された直後の4回、Hondaは津田翔希内野手の適時打などで逆転に成功し、なおも2死一塁。カウント1ボールから高めに浮いた変化球を逃さず、白球は中堅左の外野席へ着弾した。2―1の均衡を破る貴重な2ランで、戦局を一気にHondaへ手繰り寄せた。

今年はオフからウエートトレーニングに時間を割き、体重は80キロ台に到達。例年なら開幕とともに70キロ台中盤まで落とすところを、今季は78、9キロをキープしているという。JABA京都、九州大会でもホームランを放っており、早くも今季公式戦4本目の本塁打となった。「自分のスイングができればしっかり飛んでいる」と話す三浦選手、年齢は27歳だが今一番ホームランが期待できる選手の一人だ。

JABA3冠の不動の1番、油断なく第1代表へレベルアップを誓う

JABAの静岡大会、京都大会、九州大会の3大会で優勝をしているHonda。ホームランを打てる1番打者としてチームに勢いを与えている三浦選手は、「ちょっと期間が空くので、この2試合で出た課題をつぶしつつ、良い部分はしっかり継続して、油断することなく第1代表でしっかり決められるようにレベルアップしていきたい」と話す。

多幡監督も「予選は別物だと思っていますし、そこは関係ないですし、油断や隙はない」と表情を引き締める。2年前は、東京スポニチ大会で優勝しながら、この都市対抗予選で敗退しており、その経験から隙を作らないようにする。

三浦選手、そして磯貝投手を中心に、Hondaは2年連続の都市対抗出場へ王手をかけた。第1代表決定戦は29日に神宮球場(午後6時開始予定)で行われる。

【磯貝 和賢】 プロフィール

  • 氏名: 磯貝和賢
  • 所属: Honda(入社3年目)
  • 出身: 中京大
  • ポジション: 投手
  • 主な特徴や実績: 中京大出身の本格派右腕。入社直後の2024年5月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、長く苦しいリハビリを乗り越えてマウンドへ復帰した。昨年の日本選手権・ミキハウス戦で公式戦初登板を果たし最速157キロを計測。この日の都市対抗予選初登板では最速153キロの直球にカーブ、チェンジアップを交えて2回無失点3奪三振と好投した。今季はJABA大会で先発も経験して投球の幅を広げており、制球力と精神面の安定を兼ね備えた24歳。チームの都市対抗出場へ大きな戦力となることが期待される。

【三浦 良裕】 プロフィール

  • 氏名: 三浦良裕
  • 所属: Honda
  • ポジション: 内野手
  • 主な特徴や実績: Hondaの不動の1番打者。本来は引っ張りを得意とするプルヒッターだが、オフのウエートトレーニングで体重を80キロ台まで増やし、今季は78、9キロをキープしてパンチ力に磨きをかけた。JABA京都、九州大会を含む今季公式戦で早くも本塁打4本を記録し、この日の都市対抗予選では外角球を逆方向の中堅左へ運ぶ逆転2ランを放つなど、勝負強さと修正力を発揮。積極打法を信条に、2年連続の都市対抗出場へチームを牽引する27歳である。
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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