近大監督に田中秀昌氏が就任、上宮高校、東大阪大柏原で甲子園出場

近大

 関西学生リーグの近畿大は、昨年辞任した榎本監督の後任として、上宮高校時代にセンバツで優勝し、東大阪大柏原高校でもチームを甲子園出場に導いた田中秀昌氏が就任した。

 

元木、黒田などを育てる

 上宮高校は1993年にセンバツ大会で優勝、元巨人の元木大介氏、種田仁氏、現ニューヨークヤンキースの黒田博樹投手などを育てた。また東大阪大柏原でも2011年に甲子園に出場し、北海道日本ハムにドラフト3位指名された石川慎吾選手や、福山純平投手(現JR西日本)などを育てている。

 監督就任に当たり非常に悩んだと話す田中監督だが、「高校から大学に変わりますが、野球の根本は変わらないと思う。」と話し「人間力の向上、人間形成、人に尊敬される人間を作ることを第一にやっていきたい」と育成を心がけるようだ。

 

近大の復活託す

 近畿大はこれまで非常に多くのプロ野球選手を輩出している名門大学で、名球界入りしている有藤通世氏や二岡智宏氏、現役でもオリックスの糸井嘉男選手、東北楽天の藤田一也選手、福岡ソフトバンクの大隣憲司投手などがいる。

 昨年まで名将・榎本保監督が率いていたが、部員が窃盗容疑で逮捕されてチームは秋季リーグを辞退、監督も責任を取って辞任した。田中監督はまず人間としての教育を重視し、近大野球部の歴史を作り上げていく。

 近大は今年もドラフト候補がいる。峰下智弘選手は大学屈指の遊撃手と評価されドラフト上位候補にも名前が挙がる。春季リーグ戦はチームの状況を把握していない事から、ベンチ入りするものの監督代行を務めていた松丸コーチが指揮をとるとの事。名門復活を期待すると同時に、多くの素晴らしい選手を育てて欲しい。

 

 近大は昨年7月に部員(当時18歳)が窃盗容疑で逮捕され、昨秋のリーグ戦出場を辞退。昨年8月に榎本保監督(58)が辞任し、松丸文政コーチ(33)が監督代行を務めていた。1月に就任を打診された田中氏は「母校を再建したい。(週に半分以上は)学生と寝食をともにして、常に会話をして指導したい」と、不祥事の再発を防止する。また、4月からはコーチを1人増員し、初めて3人の専任職員コーチで77人の部員に目を配る。

 田中氏はまだ選手の特徴を把握していないため、4月12日に初戦を迎える春季リーグ戦では、ベンチ入りするものの指揮は松丸コーチに任せる。

 田中氏は上宮高を率いて1993年の選抜で全国優勝した実績をもち、2011年には東大阪大柏原を夏の甲子園に初出場させた。激戦の大阪で結果を出してきた高校野球界の名監督の1人で、教え子にはヤンキースの黒田博樹投手らがいる。

 

 大阪市内で会見した田中新監督は「高校から大学に変わりますが、野球の根本は変わらないと思う。人間力の向上、人間形成、人に尊敬される人間を作ることを第一にやっていきたい」と話した。今秋のリーグ戦から指揮を執る。


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