平成国際大・冨士隼斗投手が2回5奪三振1失点、3球団視察し巨人スカウト「評判通り」

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平成国際大の155キロ右腕・冨士隼斗投手が拓殖大とのオープン戦に登板し、2回5奪三振の投球を見せた。この試合には巨人など3球団のスカウトが視察をしている。

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変化球が使えるように

冨士隼斗投手は最速155キロの速球を投げ、昨年12月の侍ジャパン大学代表候補合宿でもそのストレートの威力で代表候補の打者を圧倒していた。

この日、チームは宮古島キャンプから戻って初戦となる拓殖大とのオープン戦だったが、冨士投手が7回から登板し、2回を投げて2安打5奪三振1四球で1失点、最速は148キロを記録した。

1アウト1,2塁の場面で三遊間にヒットを打たれて1失点、冨士投手は「体の開きが早く、三遊間を抜かれてしまった。きょうは、変化球でどれだけカウントが取れるかを考えていたけど、1ボールストライクで打たれてしまった。真っすぐだけでは、やっぱり」と反省する。それでも大島監督は、「この春に技術を高めるようにといってきて、バッティングカウントで変化球を使えるようになってきた」と、変化球が使えるようになってきたと成長を見ていた。

この日は3球団のスカウトが視察をしたが、巨人の実松スカウトは「真っすぐは評判どおりだったし、変化球もゾーンに投げられていて楽しみ」と話し、ストレートの強さを高評価すると、変化球についても評価していた。

今年のドラフト戦線でプロが常に注目する事になる投手の一人。ドラフト1位指名の可能性もあり、リーグ戦では圧倒的な投球と成績を残したい。

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