斎藤佑樹の持っているもの

選手コラム

斎藤佑樹は何かを持っていると言われている。本人もそれを認識している。
東京六大学、優勝決定戦となった早慶戦で勝利した斎藤佑樹は、優勝インタビューで突然語りだした。「自分は何かを持っていると人から言われる。それがわかりました。それは仲間です。」

斎藤佑樹が持っているものは何なのか考えてみた。
甲子園の優勝の舞台や東京六大学の決勝の場面で力を発揮し、勝利を収めている。大舞台に強い。これは自分の実力と冷静さだろうか。しかし何といっても驚くのはそういう場面で登板する機会を得ていること。

甲子園で得た名声と人気、それに誠実で真摯な姿勢、勝てると思わせる雰囲気や人への気配りと実は強気で負けん気が強い性格。そういうものをミックスしてそれをコントロールして、自分も周りも巻き込むことが出来る。 
人気だけでもない、力だけでもない、人の良さだけでもない、このバランス感覚が斎藤佑樹の持っているものなのだと思う。

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コメント

  1. 斎藤については、大体情報は出揃いました。槇原氏の見方が全てではありません。下半身の課題については、ドラフト前に雑誌:ホームランに楽天・佐藤コーチが同じ指摘をしていて、下半身を鍛えなおす必要があるという事です。

    しかし、もっと、重要な情報が、元西武監督の東尾氏の記事で、一言に要約すると「左足股関節を痛めたまま投げ続けフォームを崩した」ということです。

    以上から、現在下半身に課題がある事は、確かですが、本源的に下半身に課題があるわけではなく、修正の余地は十分あるという事だと思います。

  2. ハンカチ(汗=努力)を捨てたアイドル斉藤

     日本ハムの名護キャンプで新人の斎藤佑樹(早大)が、プロで初めての特守に挑んだ。

     武田勝、林らと約30分間、右に左に白球を追いかけたが、ダイビングキャッチを試みるようなシーンはなく、大物ルーキーは「きつくなかった。楽しかったですよ」とケロリとした顔。

     ただ、ノッカーを務めた芝草投手コーチは「あいつは取れなそうなボールは一歩しか追わない」とまゆをひそめ、「今日で分かったから、次こそは……」と対処法に思いを巡らせていた。

    そんな馬鹿なルーキーがかつていたか?

  3. 野球評論家の槙原寛己氏が日本ハム・斎藤の投球を分析した。

     直球と変化球でフォームが違う。斎藤のピッチングを見て最も気になった点はそこだ。直球のときは踏み出す左足に体重が乗ってフィニッシュの際に右足が前へついてくる。それが変化球では重心が後ろに残って右足が前に出てこず、手投げのようになっていた。

     原因ははっきりしている。下半身がうまく使えていないのだ。股関節が硬く、体重移動がスムースにいかない。直球のときは不完全ながらも体重が乗る。それが変化球になると重心が後ろに残り、腕だけで操作していた。確かに腕だけで操作しても変化はする。しかし、この変化球を振ってくれるのは大学生までだ。

     軸足(右足)にたまった体重を踏み出す左足に移動させ、そこから腕をしっかり振りきる。私は現役時代、変化球のときこそ腕を振った。直球と思わせる腕の振りで、初めてプロの打者は変化球に手を出すからだ。

     投げ込みが有効な練習の一つだ。150球を超えると疲れて上半身だけでは投げられないから、自然と下半身の使い方を覚える。実戦へ向けて、下半身の使い方が大きな課題になるだろう。

    虚構の英雄も開幕で終わりか・・・