関西学生リーグでは近大vs同大の対戦があり、近大・中後悠平、同大・平川貴大、小林誠司が対戦した。
中後悠平投手は「暑さで、マウンドに上がる前からフラフラしていた。手元が狂って上体が突っ込んだ」と話す通り7回を投げて6安打6四球、4失点で降板、平川投手には3安打2打点を献上した。対する平川投手は9回を6安打2失点で完投、三振も9つ奪うピッチングだった。また小林誠司捕手は3打数2安打3打点の活躍を見せた。
この日の対戦にはプロ11球団28人のスカウトが視察、西武・奥薗編成部部長は中後投手について「左打者には嫌らしい投球をするね」と不調の中でも素質の高さを確認していた。
それぞれがドラフト注目選手、中後投手はドラフトで指名される事は確実と言われているが投球内容によって順位が変わってくるだろう、また平川投手はドラフト指名確実とは言えないものの成績を残す事で指名が確実になってくる。そして小林誠司選手は、大学NO1捕手という評価でドラフト上位指名は確実だが、進路についてプロと社会人を視野に入れているという事で最後のシーズンの成績によって自分自身でプロでやっていけると思う事ができるかどうかだ。
三者三様の想いを持ちながらラストシーズンを必死にプレーする。
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