広島は新人4人が1軍キャンプ入り、大瀬良大地投手、九里亜蓮投手には先発期待

九里亜蓮, 大瀬良大地

 広島の野村監督は、大学・社会人の新人4人を1軍キャンプからスタートさせる意思があることを話した。

 

大竹の穴

 広島は今年のオフに先発10勝投手の一人・大竹寛選手がFAで巨人に移籍した。ようやくCS出場までたどり着いた広島だが、まだFA流出の危機からは抜け出せていない。また、来年には前田健太投手のメジャー移籍の可能性も高まった。そんな事から首脳陣にも「来年が勝負」という気持ちで焦りもあるのかもしれない。来年に勝負をかけるには、ドラフト1位の大瀬良大地投手、ドラフト2位の九里亜蓮投手が、大竹投手の10勝の穴を埋められるかにかかってくる。そんな思いから1軍キャンプスタートとなる。

 大瀬良大地投手は投げる球の力ではプロ1軍の先発投手のレベルには十分達している。コントロールも元々は良いのだが、たまにばらける所があり、また今年1年間はリーグ戦でも負けが増えるなど、フォームのバランスに狂いが生じているのも事実だろう。侍JAPANの台湾との試合でも勝利投手となったものの、ランナーを背負い苦労もした。

 大学3年生まではリーグ戦での敗戦は1つのみ、頭一つ抜けた存在で比較的楽に抑えられていたのではないかと思う。前向きに捉えれば、しかしこの1年で投手の苦しさを経験した事で、ランナーを背負ってからのピッチングを経験したことは、プロ野球でもいかせるのではないかと思う。

 ドラフト2位の九里亜蓮投手も野村監督の期待は高い。今年は投球フォームなどに苦労したものの終わってみれば秋のリーグ戦は6勝0敗、日本一にも輝き最高のシーズンとなった。低めに集められる投球は、今の大瀬良大地投手よりも安定感では上回っている。

 球速が140km/h前半が多い事で、プロの打者に九里投手の投球術が通用するかはやってみなければわからない所もあるが、野村祐輔投手が1年目から9勝をあげた事で、その可能性は高いと思う。

 とりあえず二人での目標は10勝。大竹投手は10敗もしており貯金が出来なかったが、二人でさらに貯金を作る事ができれば、チームの悲願は見えてきそうだ。

 

 

23年ぶりVへ、野村監督、新人4人1軍キャンプ抜擢 - デイリースポーツ:2013/12/12

 


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