福岡ソフトバンクはスカウト部門の再編を行い、北海道・東北の担当スカウトとして、摂津正投手などを発掘した作山スカウトが、全国をカバーする投手担当を兼任することが分かった。
投手の目利き
作山スカウトは東北福祉大出身で、福岡ソフトバンクではチーフ補佐のスカウトとして、北海道・東北地区を担当してきた。その中で2008年には、140キロ前後の球速しかなかったJR東日本東北の摂津正投手に注目し、ドラフト5位で獲得をすると、2011年に14勝、2012年に17勝を挙げる大活躍を見せた。
そこでソフトバンクは、作山スカウトを全国の投手を担当するスカウトとして兼任させ、各地区の投手の発掘や評価もしていく体制とした。
ソフトバンクは編成・スカウト部長が小川氏から永井氏へと変わり、高校生のみに偏っていた路線がやや大学生や社会人も指名する形へと変わっていくとみられ、また社会人から摂津投手のような選手が出てくる事も期待したい。
さらなる強化へスカウト編成 日刊スポーツ紙面 2018/1/6
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