埼玉西武は熊本の注目高校生、九州学院の村上宗隆捕手と熊本工の山口翔投手の獲得を目指し注目していることが分かった。
熊本の逸材
埼玉西武は以前より、九州学院の村上宗隆捕手と熊本工の山口翔投手に注目をしている。6月10日には村上選手の視察に渡辺SD以下6人で視察をしており、今年のドラフト候補の中で重要な位置にいる選手であることが分かっていた。
西日本スポーツによると、具体的な球団幹部などの話は無いものの、リストアップしていることが分かったとしており、何らかの情報があったとみられる。埼玉西武は伊東勤氏や秋山幸二氏など、熊本出身の選手が活躍していたこともあり、縁の強い場所でもある。
バッテリー1位2位指名も
村上選手は広島もドラフト上位候補に名前を挙げるなど、早稲田実の清宮幸太郎選手に次ぐ存在とプロ側が評価している。186cm96kgの恵まれた体があり、九州学院では1年生から4番を打ち高校通算48本塁打を放っている。清宮選手を外した球団などがドラフト1位までには指名がありそうで、単独1位指名を狙う球団もあるかもしれず、それが埼玉西武かもしれない。
また山口投手は最速149キロを投げる右腕で、投球全体ではあともう一皮むけて欲しい所だが、高橋光成投手や今井達也投手のような、やや細身の右腕タイプとして、渡辺SD好みの投手といえる。こちらもドラフト3位前後までには指名がありそうで、1位2位で熊本バッテリーを指名する可能性もある。
西武では森友哉選手を2013年に単独1位指名した後、捕手の指名は無かった。2014年から2016年にかけては高橋光成投手、多和田真三郎投手、今井達也投手と右腕投手を1位指名している。まだ捕手として定着していない森選手への刺激も含め、村上捕手の1位指名は十分考えられる。共に打撃がある選手で、他のポジションでもレギュラーを狙える選手だと思う。
清宮選手に指名が集まる中で、西武がどのような判断をするのか注目される。
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