大体大・松葉貴大投手は147kmマーク、タイブレークでも得点与えず！

　今年の大学生No1左腕、大体大・松葉貴大投手が三重中京大の則本昂大投手と延長10回を投げあった。20奪三振を記録した則本投手に対し、松葉貴大投手も147kmを記録したストレートで13奪三振、タイブレークでも得点を与えず、10回を6安打1失点に抑えて勝利を挙げた。

　やはり抜群の安定感は健在で左腕でこれだけの投球ができる投手もなかなかいないだろう。151kmを記録し20奪三振を記録した則本投手にも結果的には投げ勝つ力を見せた。

　阪神・畑山スカウトは「本来の持ち味が出てきた。秋までいろんな投手を比較できるので楽しみ」と話し、東浜巨投手や川満寛弥投手、大谷翔平投手などのドラフト1位候補投手達と比較し、1位指名の順番を決めることになりそうだ。

　阪神などが１位候補として注目する大体大の１４９キロ左腕・松葉が延長十回タイブレークの末、完投で悲願の全国初勝利を挙げた。１死満塁スタートの十回表、相手投手・則本の暴投で決勝点。松葉はその裏を無安打無失点で切り抜けた。１０回を６安打１失点１３奪三振。阪神スカウトのスピードガンで１４７キロをマークした。八回から左腕にハリが出たが「最後まで投げ切ってやると思っていた」と集中。昨年は２回戦に先発したが延長十一回タイブレークで道都大に敗れた。「全国１勝は大きい。今年はリーグ戦で調子が上がらず苦しんだが、生活から見直して復調した。思うように投げられた」と振り返った。阪神・畑山スカウトは「本来の持ち味が出てきた。秋までいろんな投手を比較できるので楽しみ」と話した。また、オリックス・長村編成部長は「これくらいキレのある球を投げられたら十分上位候補」と高い評価をしている。

　最速１４７キロの直球を軸にした好投に、オリックス長村編成部長は「これくらいキレのある球を投げられたら十分上位候補」と評した。　全文はニッカンスポーツ・コムのサイトをご覧ください。