東北楽天・松井裕樹投手がブルペンで絶賛の31球

松井裕樹

 東北楽天のドラフト1位・松井裕樹投手がブルペンに入り、31球の投球を行った。伸びるストレートに視察した酒井コーチ、仁村コーチも絶賛している。

 

杉内投手や石川投手(東京ヤクルト)と比較

 「現時点での7~8割。」と話した松井裕樹投手だが、軽く振りだされた左腕から投げられる球は、腕の振り以上の勢いで飛び出してくる。これが甲子園で1試合22奪三振を記録した秘訣なのだろう。視察した酒井投手コーチは「指にかかった球は恐ろしい球が来る。腕の振りと球質がマッチしない。」と絶賛し、「杉内にもそれを感じるけど、松井の方がよりパワーで来るタイプ」と杉内投手よりも勢いのある球を投げると評価した。

 また仁村コーチも「レベルが違う。モノが違う。同じ小柄の石川より上」と東京ヤクルトのエース・石川投手と比較して絶賛の嵐だった。また、「考えながら投げていた。その辺は田中のような器用さがあると思う。」と話した。

 まだ捕手を立たせての状態で、捕手を座らせての投球フォームやストレートを低めに抑えられるかなどがポイントになってきそうだが、それでも松井投手の素質の一端を存分に見せた。プロでのトレーニングによってさらに球威が増すことになれば、プロでも1試合20奪三振くらいの投球が見られるかもしれない。

 

 7日に桐光学園高で行った自主トレでブルペン入りしたというが、新人合同自主トレでは初めて。カーブ、チェンジアップを交えながら「2球ほど力を入れました。現時点での7~8割。初日にしては良かったです」と納得の表情だった。力を入れた球は、松比良ブルペン捕手が完全捕球できないほどのキレだった。

 ほかに新人5人がブルペン入りしたが「レベルが違う。モノが違う。同じ小柄の(ヤクルト)石川より上」と仁村コーチ。また酒井2軍投手コーチは「指にかかった球は恐ろしい球が来る。腕の振り(の速さ)と球質がマッチしない。(巨人の)杉内にもそれを感じるけど、松井の方が、よりパワーで来るタイプ」と評価。「投げ方は乱暴に見えるかもしれないけど、上から投げて(ソフトバンクの)岡島のようにボールに角度がある」とも話し、高い潜在能力を感じ取った。

 楽天・松井裕のブルペン投球を見守った楽天コーチ陣からは称賛の声が上がった。酒井2軍チーフ投手コーチは「指にかかると恐ろしいほどの球を投げる。軽い腕の振りでも球が来るから、バッターは打ちにくいと思う」と高く評価。さらに「球の質は杉内(巨人)に似ている。高いところでボールを離すから角度もある。フォーム的には岡島(ソフトバンク)に似ている」と名前を挙げて絶賛した。

 一方で新人左腕がカットボールの習得を目指していることについては「スライダーの曲がりが減るのが怖い。やめた方がいいのでは」と否定的な見解。また、仁村チーフコーチも「考えながら投げていた。その辺は田中のような器用さがあると思う。レベルが違うね」と賛辞を惜しまなかった。


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