ドラフト1位の広島・大瀬良大地投手、東京ヤクルト・杉浦稔大投手もプルペン投球で評価

大瀬良大地, 杉浦稔大

 広島のドラフト1位・大瀬良大地投手や東京ヤクルトの杉浦稔大投手も相次いでブルペン入りし、投球を披露した。大瀬良投手を視察した川端編成部長は「新人王と言われているけど、もっと上の器かもしれない。最多勝とかタイトルを狙える投手になってくると思う」と、チームのエース格としての期待を示した。

 

最多勝に向けて

 大瀬良大地投手は「7~8割ぐらいの力」という21球のブルペンでの投球だった。「何球かシュート回転したけど、指にかかったボールもあり、思っていたより感触はよかった。と話している。この投球を視察した川端編成部長は 「大学4年の時よりもいい感じで投げている。カープに入って30年たつけど、初投げであれだけバランスよく投げた新人は見たことがないよ」と話し、「オレはもちろん、山内、沢崎や入団当時の黒田より上」と歴代の新人王の名前を挙げている。

 昨年のシーズンは東京ヤクルトの小川泰弘投手が16勝、東北楽天の則本昂大投手が15勝と大学卒のルーキーが両リーグを引っ張り、小川泰弘投手は最多勝を獲得した。ルーキーでもリーグトップを取れるということを見せてくれた。これでリミッターが外れ、大瀬良大地投手も自分でも最多勝が獲れると15勝前後はできると思ってトレーニングをしているとおもう。

 まずは同期の九里亜蓮投手に、そしてチームの前田健太投手、野村祐輔投手に、そして最多勝・小川泰弘投手と競い合って頂点まで登っていって欲しい。

 

杉浦投手はまずは復活を

 また、東京ヤクルトで同じく大学卒ドラフト1位ルーキーの杉浦稔大投手もブルペンに入り、持ち前の粘りのある下半身からの柔らかいフォームを披露した。この投球に高津コーチは「重心がすごく低く、楽に投げていた。上から投げてあそこまで土が付く人はなかなかいない。柔らかいフォームだった」と絶賛し、伊藤コーチも「体が沈み込むだけでなく、前足にも重心がしっかりかかっていた。球持ちもいいし、球の回転や質自体も良さそう」と評価した。

 杉浦投手は188cmの長身投手だが上から投げ下ろすのではなく、重心を低く落として前でリリースする感じの投手だった。昨年は5月に右足を捻挫し、持ち前の下半身の粘りが効かなくなってフォームを崩してしまった。今年初ブルペンで抜群の下半身の粘りを見せられたことで、大学3年秋の良い時のピッチングに戻る事ができそうだ。

 素質では大瀬良大地投手に劣らない。同じセリーグという事で直接対決もあるだろう。同じチームの小川泰弘投手から多くを吸収して、東京ヤクルトから2年連続の新人王ということになりたい。

 

 ヤクルトのドラフト1位・杉浦稔大(としひろ)投手(21)=国学院大=が18日、神宮外苑の新人合同自主トレで初めてブルペン入りした。捕手を立たせて「感触を確かめる程度」に30球。首脳陣が注目する中、「力みそうな部分もあったが集中した。いい感じだった」と振り返った。

 投球を終えた右腕の右膝から下には、マウンドの土がべったり。「重心がすごく低く、楽に投げていた。上から投げてあそこまで土が付く人はなかなかいない。柔らかいフォームだった」と高津投手コーチ。伊藤投手コーチも「体が沈み込むだけでなく、前足にも重心がしっかりかかっていた。球持ちもいいし、球の回転や質自体も良さそう」と評価した。

 投球を受けた長田ブルペン捕手は「ボールが重たい。ゆっくり始動して真上から投げ降ろすので、ベースの手前でグッと押すし、打者が差し込まれそう」と証言。川端編成部グループ長はあらためて驚きの声を上げた。

 「大学4年の時よりもいい感じで投げている。カープに入って30年たつけど、初投げであれだけバランスよく投げた新人は見たことがないよ」

 1軍投手コーチ経験もある編成のトップは、さらに「オレはもちろん、山内、沢崎や入団当時の黒田より上」と明言。歴代新人王やメジャーリーガーの名前を列挙しながら、黄金ルーキーの近未来まで予想してみせた。

 「新人王と言われているけど、もっと上の器かもしれない。最多勝とかタイトルを狙える投手になってくると思う」

 投球を終えた右腕の右膝から下には、マウンドの土がべったり。「重心がすごく低く、楽に投げていた。上から投げてあそこまで土が付く人はなかなかいない。柔らかいフォームだった」と高津投手コーチ。伊藤投手コーチも「体が沈み込むだけでなく、前足にも重心がしっかりかかっていた。球持ちもいいし、球の回転や質自体も良さそう」と評価した。

 ヤクルトのドラフト1位・杉浦(国学院大)が新人合同自主トレで初のブルペン入り。捕手を立たせて30球を投げ込んだ。

 投げ終わった右腕の右すね付近には土が多数付着。「普段から付きます」と涼しい顔を浮かべたが、柔軟な体と重心の低さを支える下半身の強さがあってこそ。伊藤投手コーチは「しっかり体重移動ができている。球持ちがよさそうで球の質自体はいいのかな」と称賛した。180度近い開脚が武器の背番号18は「感触を確かめることが目的で、いい感じ。段階を踏んで(調整を)上げていきたい」と話した。


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