浦和学院・小島和哉投手、市川越・上條将希投手が好投

浦和学院, 小島和哉, 上條将希, 市川越

 高校野球埼玉大会では注目の2人の左腕の夏がスタートした。浦和学院で2年生の時にセンバツ優勝を果たした小島和哉投手は1失点15奪三振で完投、市立川越の上條将希投手も4回を2安打9奪三振で勝ち上がった。

小島和哉投手

 小島和哉投手は175cmの左腕で、キレの良いストレートと変化球で、昨年のセンバツ大会でエースとして全国制覇をしている。

 この日の狭山経済高戦では毎回三振を奪い続けるも、味方打線も抑えられ7回まで0-0が続いた。しかしそれでも審判の特徴を掴み、広めの外角にキレの良いストレートを配球しながら粘りの投球を見せると、味方打線が8回に点を奪った。

 終わってみれば15奪三振も9回にはタイムリーを浴びて1失点、小島投手は「調子はよくなかった。これから先、1球の重みをしっかり感じていきたい」と反省した。

 おそらく進学という形になると思うが、センバツ優勝投手が夏の優勝を目指して、再びの甲子園を目指す。

 

上條将希投手

 上條将希投手は171cmと小柄な左腕投手だが、最速146km/hの速球を投げ埼玉NO1の速球派と評価されプロも注目している。

 この日は大宮高校の試合で先発すると、4回を投げて2安打9奪三振と自慢の速球を見せた。しかし4回1アウトから3つの四球で押し出しで1点を与えるなど調子は良くなかった。前日の練習中に打球が右足に直撃し、この日は痛み止めを飲んでの出場だったという。

 しかし打撃では3回に満塁ホームランを放ち、チームの勝利に貢献している。打倒浦和学院を目指し、上條投手が勝ちすすむ。

 チーム全体に硬さがあり、相手の技巧派左腕に五回まで無安打。0‐0は七回まで続いた。だが、重苦しいムードの中でも、エースは顔色ひとつ変えず。初回と七回の2死一、二塁は、いずれも直球で三振を奪って切り抜けた。打線は八回に、1番・臺(だい)の先制適時打などで3得点。これで十分だった。

 この日は九回に適時打を浴び、「調子はよくなかった。これから先、1球の重みをしっかり感じていきたい」と勝利にも笑顔はない。あの舞台に必ず帰る。エースが力強く一歩を踏み出した。

 投げても直球中心で攻め、4回を2安打1失点、9奪三振の快投。4回1死から安打と2四球で満塁とし、押し出し四球で1点を失うも「絶対に打たせない」と後続を2者連続三振に切って取った。前日(11日)の投球練習中に、打撃練習の打球が右足を直撃。痛み止めを飲んでの一戦だった。最終回はマウンドを譲ったが、5回コールドの好発進。昨秋準V、今春4強の力を見せつけた。


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