明石商・中森俊介投手が3回2失点、阪神スカウト「上位候補」も進路は半々

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明石商の151キロ右腕・中森俊介投手が、今年初の実戦となる練習試合に登板をした。3回を投げて6安打2失点という内容に「今は焦りしかない」と話した。

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今は焦りしかない

明石商はこの日、須磨翔風と今年初となる練習試合を行った。ドラフト1位候補の中森俊介投手は7回から3番手でマウンドに上がると、先頭バッターにセンター前ヒットを許したが、147キロの速球と多彩な変化球をなげてこの回を抑えた。

8回も無失点に抑えたものの9回、連続ヒットから2点タイムリーヒットを許し2失点、2つの三振を奪ったものの、久々の対外試合は3回6安打2奪三振2失点という内容だった。

この内容に中森投手は「投げてる感じは良かったけど打者が空振りしてない。それほどの球ということ。上半身に力が入ってしまって空振りが取れなかった。今日は全くでした」と話し、1か月を切った兵庫の代替え大会に向け「今は焦りしかない」と話した。

3球団スカウト視察

この日は阪神、広島、東京ヤクルトの3球団のスカウトが視察に訪れた。本人の印象とは対照的に阪神の熊野スカウトは「指のかかりはまだまだだが、大したもの。肩、肘を休めていたので不安なく投げられている。コントロールは問題ないし、球種も豊富。上位候補という見方です」と話し、上々の評価をした。

2年生までの実績で、高校NO.1投手と評価される中森投手はプロ志望届を提出すればドラフト上位指名は間違いないが、「今は正直、半々くらいの気持ち。プロの気持ちは強いが、きょうも打たれましたし。」と進路についてまだ迷いを見せ、「夏が全て終わってから、監督と親と話して決めたい」と話した。

1か月後に兵庫の代替え大会、8月に甲子園交流試合、そして8月末から9月にかけて、NPB合同練習会が予定される。これらの大会を経てどのような決断をするのか、注目したい。

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27日、須磨翔風との練習試合(明石商G)で今年初めて対外試合に登板。阪神、広島、ヤクルトの3球団が視察する中、7回からマウンドに上がり、最速147キロをたたき出した。3回を6安打2奪三振で2失点。初登板に密着した阪神熊野スカウトは「力があるのは分かっている。実戦不足の中で投げているし、スピード、制球的にも問題ない。上位候補という見方」と高い評価を示した。

視察した阪神・熊野スカウトは「指のかかりはまだまだだが、大したもの。肩、肘を休めていたので不安なく投げられている。上位候補ですよ」と高評価は変わらない。しかし、中森は「進学とプロは半々ぐらい。プロの気持ちは強いが、きょうも打たれましたし」と慎重だ。

7-0の七回から、3番手としてマウンドへ。いきなり先頭に中前打を浴びたが、この日最速となる147キロの直球に加え、多彩な変化球を駆使し、無失点で切り抜けた。

 しかし九回に連続安打などで1死二、三塁とされ、中前2点打を許した。2三振を奪うなど、要所で持ち味も見せたが「上半身に力が入ってしまって空振りが取れなかった。今日は全く(ダメ)でした」と反省しきりだ。

昨年の甲子園で春夏連続4強に貢献した151キロ右腕は、進路について「今は正直、(プロと大学で)半々くらいの気持ち」と胸中を告白した。

 日本高野連と日本野球機構(NPB)はプロ志望の高校生のアピールの場として「合同練習会」を8、9月に開催予定。中森は、この参加も含め「(代替大会など)夏が全て終わってから、監督と親と話して決めたい」と話した。

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