来年のドラフト注目選手、東海大札幌の門別啓人投手が登板し、白樺学園を9回3安打12奪三振1失点で完投勝利を挙げた。
149キロ左腕
門別啓人投手は中学時代から注目されている左腕投手で、この秋は地区予選後の紅白戦で最速149キロを記録している。
この日の秋季北海道大会準々決勝の白樺学園戦で先発すると、144キロの速球とキレのある変化球で、9回3安打12奪三振1失点と素晴らしい投球を見せ、6-1で勝利した。「ピンチで変化球を投げて当てられるのが嫌だった。最後は直球重視で、押して行けたのが良かった」と話した。
この試合には東北楽天の宮越スカウトが視察し、春に見たときより体の向きが良くなった。要所要所でいいボールを投げていた。夏が楽しみな投手」と評価する。
門別投手は、2015年にセンバツで準優勝した東海大四を小学校の時に見て憧れ、校名の変わった東海大札幌のエースとしてセンバツ出場を目指す。準決勝はクラーク国際と対戦、センバツまで後2勝を掴み取る。
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地区予選後の紅白戦で最速を149キロに更新。さらに「全道準決勝、決勝の連投に耐えられるように」と、地区前まで1日おきだった投球練習を毎日行い、ブルペンで70球前後投げた後に遠投も加えるなど、スタミナ強化を徹底してきた。この日の最速は144キロも、視察した楽天宮越スカウトは「春に見たときより体の向きが良くなった。要所要所でいいボールを投げていた。夏が楽しみな投手」と話した。
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