今年の夏の甲子園大会は3日目まで、午前中の1部と午後4時からの夕方の2部に分けられた。プロ野球のスカウトはこの間をどのように過ごしたのか?
阪神2軍プロ・アマ交流戦
夕方の試合となった健大高崎戦、視察したある球団のスカウトは「やっぱり朝と夕は涼しい」と話した。
午前の部と夕方の部の間の時間をどのようにするのか、各球団が対応をしている。中日の音チーフスカウトは「午前と午後で入れ替えます。甲子園に来ないスカウトはテレビでチェックします」と話し、各スカウトを2班に分け、午前の部と夕方の部を視察するスカウトを交代して対応し、視察しなかった試合についてはテレビでチェックをするとした。
ただし他の球団は午前と夕方の部の両方を視察するスカウトも多く、宿泊場所が近いスカウトは帰って休憩してから出直し、遠い場合には近くの飲食店で昼食を長く取り時間を潰した。
また東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクは、阪神の2軍とプロアマ交流戦を行った法政大の試合を視察し、その後、甲子園に戻ったという。
甲子園の近くで、このようにオープン戦や練習試合を行えば、プロのスカウトが大勢来る可能性もある。来年も実施されることになれば、どうなっていくのか注目したい。
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