今秋ドラフト1位候補、最速154キロ右腕、横浜高(神奈川)の織田翔希投手(3年)が7月18日、相模原ギオンベースボールパークで行われた夏の高校野球選手権神奈川大会5回戦の三浦学苑高戦に復帰後初先発し、4回1安打無失点4奪三振の快投を披露した。ヤンキース、ドジャースの米大リーグ2球団のスカウトが視察する中、この日最速153キロを計測。左足首の打撲を乗り越えた完全復活を印象づけ、チームは12―0の5回コールド勝ちで8強入りを決めた。
ヤンキース・ドジャースが視察、4回1安打無失点で最速153キロ
4季連続の甲子園出場という神奈川県史上初の記録を目指す名門・横浜高、この日は第3シードの三浦学苑高と対戦し5回コールドで勝利、8強入りを決めた。エースナンバーを背負う織田翔希投手が復帰後初先発のマウンドに立つと、初回から力のある直球を制球良く投げ込み、4回を1安打無失点、4奪三振と圧倒した。
「4回でしたが、体力も全然問題ない。力感なくコースにしっかりと投げ分けることができた。ストレートが良かったと思います」(日刊スポーツ)と充実の表情。3回、4回にはそれぞれ2つずつ三振を奪い、相手打線につけ入る隙を与えなかった。直球へのこだわりについては「最高球速よりも平均(球速)。力感なく、どれだけ相手が嫌がるようなストレートを投げられるかを追求している」(デイリースポーツ)と話した。
MLBスカウト視察続く
この日はヤンキーズ、ドジャースのスカウトが視察した。織田投手にはメジャーのスカウトの視察が続いており、MLBでのプレーの可能性が視野に入っているという情報があるのか気になる所だ。
もちろん国内球団の視察も続いており、この日も最速は153キロ。日米のスカウトに実力の片りんを見せつけた。
朝4時半起床の背中、最上級生の自覚を胸に頂点へ
横浜高はこの日の勝利で神奈川県内の連勝を「36」に伸ばした。昨夏は1学年上でドラフト3位でロッテ入りした奥村頼人投手の弟分だった織田投手、今年は最上級生として投手陣を引っ張る立場だ。村田浩明監督(40)は、その姿勢に目を細める。
「織田が朝4時半に起きて自主練習している姿を、後輩たちが見ているんです。先輩がいいものを残して、引き継いで、次に繋ぐ。確かな横浜高校の野球になってきた。織田がこれから後輩たちに残していくことは、これから横浜高校のためにもなるんです」(スポーツ報知)
準々決勝は21日、県立の雄・市ケ尾高と対戦する。プロ志望を明言する超高校級右腕にとって、プロへ向けたアピールの場はまだ続く。「本当に“全戦全力”。次の試合も目の前だけの試合を見て、全力で頑張っていきたい」。エースナンバーの誇りを胸に、織田投手は神奈川頂点までの残り3勝へ、右腕を振り抜く。
【織田 翔希】 プロフィール
- 氏名:織田翔希
- 所属:横浜高校(3年)
- ポジション:投手
- 主な特徴や実績:最速154キロを誇る今秋ドラフト1位候補の本格派右腕。「最高球速よりも平均」を追求し、力感なくコースに投げ分ける制球と球威を兼ね備える。9日の初戦で左足首を打撲したが、中1日での復帰初先発となった三浦学苑高戦では4回1安打無失点、4奪三振と完全復活を印象づけ、最速153キロを計測した。ヤンキース、ドジャースら日米のスカウトが熱視線を送る中、朝4時半起床の自主練習で最上級生としてチームを牽引する。4季連続の甲子園出場と今秋ドラフトでの上位指名を目指す。
















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