春日部共栄・金子大地投手が龍谷大平安を1失点に抑える、進路は東京六大学志望

高校野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 高校野球甲子園大会1日目、第1試合では春日部共栄がセンバツ優勝の龍谷大平安を5-1で下した。春日部共栄のエース・金子大地投手が1失点完投で勝利した。

変則左腕

 春日部共栄の金子大地投手は175cmのサウスポーで球速は135km/h前後だが、横気味からコンパクトに腕が出てくるフォームで、打者は腕が見づらいと言う。また右打者のインコース低めのコントロールも素晴らしく、センバツ優勝の打線を6回まで4安打無失点に抑え込んだ。

 7回に少し捕まりかけて1失点、8回はヒットと死球でピンチを背負ったものの併殺と三振で無失点に抑えて勝利を掴んだ。9回を投げて7安打5奪三振2四死球、1失点に抑えた。

 

東京六大学進学希望

 変則左腕投手としてプロのスカウトも注目しているが、金子投手は東京六大学への進学を希望している。高校では選抜クラスに在籍しているようで、勉強の成績も良いようだ。

 「目標は全国制覇です。浦学はセンバツで優勝したけど、夏の優勝の方が価値が高い」と浦和学院に強いライバル心を燃やす左腕、浦和学院で同学年でしかも同じ左腕の小島和哉投手が2年時に活躍していた姿を見て、悔しい想いをしていたのだろう。

 まずは甲子園の優勝、そして大学でも小島投手との戦いが続いてゆきそうだ。

 プロ球団も注目する金子だが、本人は東京六大学志望。自宅が千葉県松戸市にありながら、春日部共栄を選んだのは「甲子園を狙う進学校」だからだ。現在は、約480人いる3年生の中で35人しか入れない選抜クラスに在籍。宿舎では時間を見つけては英語などの勉強に勤しんでいる。

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