ルーキー76人のうち、32人が1軍キャンプ入り

松井裕樹, 関根大気

 2013年のドラフト会議でプロ入りした今年のルーキー達、1軍キャンプ入りしたのは76人中32人で、ルーキーの半数近くに上った。

 

球団の方針

 1軍入りルーキーの多かったチームは、千葉ロッテ、東京ヤクルト、横浜DeNAの3球団で5人、ついで広島が4人となった。即戦力の指名が多かったチームという事もあるがチームの方針が大きく、ベテランが2軍で調整する間はルーキーを1軍で練習させ、徐々に振るいをかけていく生き残りをかけた戦いとなる。

 ルーキーにとって最初の厳しい戦いを経験する事になり、同期もライバルとなる。また監督、コーチも選手の力を見極めたいという事もあるのだろう。

 逆に福岡ソフトバンク、北海道日本ハムは1軍入りルーキーが0人、巨人と東北楽天はドラフト1位の小林誠司選手と松井裕樹投手の1人だけだった。栗山監督は最初から1軍キャンプに入れると焦ったり良い事はない、と話しルーキーは徐々にプロのペースに合わせていけばよいという方針のようだ。巨人は選手の層が厚いということで、東北楽天は2軍の育成力に自信を持っているということになるかもしれない。

 

高校卒ルーキー

 高校卒ルーキーは24人いるが、1軍キャンプからスタートするのは、東北楽天のドラフト1位・松井裕樹投手と横浜DeNAのドラフト5位・関根大気選手の2人だった。松井裕樹投手は昨年のドラフトNO1の注目選手で、超高校球という評価もあり1軍スタートの予想はされていたが、関根大気選手は大抜擢されている。

 50m5.8秒の快足と高校通算30本を越えるホームランを放った野球センスの塊は、梶谷隆幸選手が加わり益々激しくなった外野手争いに間違いなく刺激を与えるだろう。まずはそこで自分の素質を見せることができるか、実戦でよいプレーを見せられるか、関根選手のサバイバルに注目したい。

 

即戦力選手は安泰

 昨年のドラフトで注目された大瀬良大地投手やオリックスの吉田一将投手、千葉ロッテの石川歩投手や巨人・小林誠司捕手は1軍入りを決めた。大瀬良投手と吉田投手は既に開幕ローテーション入りもほぼ確実とされていて、ゆっくりめの調整も許されているのではないかと思われる。石川投手は元々がマイペースなので焦ってケガをする事は無さそうだ。小林選手は阿部選手について捕手の極意を盗みたいし、実松捕手など経験の多い捕手陣と生き残りをかけることになる。

 大卒捕手として注目された、千葉ロッテドラフト2位の吉田裕太選手、中日のドラフト3位・桂依央利選手、横浜DeNAのドラフト3位・嶺井博希選手、阪神のドラフト4位・梅野隆太郎選手は全て1軍を決めた。また、埼玉西武のドラフト2位・山川穂高選手と千葉ロッテのドラフト5位・井上晴哉選手の100kg超コンビは、キャンプで注目を集めることになりそうだ。

 


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