清宮世代で開幕1軍選手は?

ルーキーニュース

プロ野球の開幕まであと10日となった。ルーキーたちの開幕1軍争いも終盤戦となってきたが、清宮世代の高校生ルーキーは、21日の時点で1軍が0人となった。

高校生ルーキーの開幕1軍は

高校生ルーキーで開幕1軍となったのは、2015年から2017年では、2015年の東北楽天ドラフト1位のオコエ瑠偉選手が2016年開幕1軍となったのみで、高いハードルとなっている。

今年は北海道日本ハムの清宮幸太郎選手がオープン戦まで1軍で出場をし続けたが、内臓の病気のために現在入院中で1軍から外れた。千葉ロッテのドラフト1位・安田尚憲選手は16日に2軍に降格、東京ヤクルトのドラフト1位・村上宗隆選手が18日にオープン戦でデビューしたが、チームの方針で再び2軍に戻り、横浜DeNAの櫻井周斗投手も、オープン戦で好投を続けているが、調整のため2軍に移っている。そして高校卒ルーキーで唯一1軍に残っていた東北楽天のドラフト6位ルーキー・西巻賢二選手も、21日に茂木選手と入れ替えで2軍に行き、1軍にいる高卒ルーキーは0人となった。

安田選手はオープン戦8試合に出場したが13打数1安打で結果を出せず、西巻選手も11試合に出場し13打数3安打だったものの、茂木選手が復帰した事で、開幕1軍に残るのは厳しい状況となった。

その中で高校生ルーキーとしては、横浜DeNAの櫻井投手についてラミレス監督が「今のところ外す理由がない」と話し、1軍のオープン戦で登板するか、すでに開幕しているイースタンリーグで登板をして、開幕1軍を掴む可能性もある。清宮選手はまだ1軍2軍の判断は出ていないものの、病気の影響で体重が落ちてしまっており、またオープン戦で結果が出ずに悩んでいたことからも、開幕1軍は難しい。

高校生ルーキーについては、開幕にこだわる必要はないが、清宮選手などは圧倒的な実績があっただけにやや残念。それでもシーズンを通して、あるいは2年目くらいまでに1軍を経験し、3年目にはチームの戦力となってくれればよい。焦る必要はない。

2018年ルーキーの活躍一覧

 ロッテ1位・安田尚憲内野手(18)=履正社高=はオープン戦8試合で13打数1安打と結果が出ずに16日に降格が決定。ヤクルト1位・村上宗隆内野手(18)=九州学院高=は18日にオープン戦デビューで2安打を放つも、球団の方針から再び2軍に戻った。大注目の日本ハム1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=も限局性腹膜炎でチームを離脱中。最後のとりでだった西巻は11試合に出場し、13打数3安打と健闘したが、開幕1軍は極めて厳しくなった。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント