広島ドラフト1位・小園海斗選手が高校生野手27年ぶり1軍キャンプスタート

広島カープルーキーニュース

広島は全体のスタッフミーティングを行い、キャンプの1軍、2軍の振り分けを行った。昨年のドラフト会議で4球団が指名競合した小園海斗選手は、高校生野手としてはチームで27年ぶりとなる1軍キャンプスタートとなる。

コーチ陣も納得の1軍スタート

小園海斗選手はドラフト1位で広島入団が決まり、緒方監督が「基礎体力がどの程度か把握した中で良ければ、1軍のキャンプに帯同させればいいかなと自分の中で思っている」と話していた。そして新人合同自主トレでは30m走などの身体能力測定で高い値を見せ、迎打撃コーチは「トレーニングコーチの話を聞いても、例年になくいい数値を出してくれている。すごく楽しみ。キャンプでの動きにもついてきてくれると思います」と話した。

また自主トレでは守備で良い動きを見せ、東出打撃コーチも「あれだけ動けたら大丈夫」と話し、また打撃でもフリー打撃で鋭い当たりを連発した。スタッフミーティングではコーチ陣も納得の1軍キャンプスタートを勝ち取った。

広島は1992年にドラフト2位で入った徳本政敬選手が1軍キャンプスタートとなっており、高校生野手としては27年ぶりとなる。2月11日には紅白戦が行われ、田中広輔選手と紅白の分かれてショートを争う事になりそうだ。

また広島は、ドラフト2位の島内颯太郎投手、ドラフト6位の正随優弥選手も1軍帯同が内定した。正式発表は来週となるが、新井選手や丸選手が抜ける中で、新人が躍動して広島のセリーグ4連覇と日本一へのスタートを切る。

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小園は前評判通り、自主トレで軽やかな動きを披露した。ノックでは軽快なグラブさばきを見せ、フリー打撃でも快音を連発。30メートル走でも好タイムをマークした。1軍と合同自主トレした15日には、「体も小さいし、足りないところがある。これから努力してやっていきたいです」と謙虚に語っていたが、周囲の評価は上々だ。
迎打撃コーチが「トレーニングコーチの話を聞いても、例年になくいい数値を出してくれている。すごく楽しみ。キャンプでの動きにもついてきてくれると思います」とうなずけば、東出打撃コーチも「あれだけ動けたら大丈夫」と太鼓判を押す。ここまでの仕上がりは順調そのものだ。

高卒野手のメンバー入りは1992年の徳本以来、27年ぶり。来週にも正式発表される。昨季は新人全員が2軍スタートだったが、一気に3人を抜てき。緒方監督は「新しい力が伸びてくるかが一つのポイント」と、期待した。

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