西濃運輸の2年目・林優樹投手が5回3安打1失点、「びっくりするくらい速くなった」

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社会人野球のJABAベースホール杯の準決勝では、近江高校で注目された西濃運輸の左腕・林優樹投手が5回3安打4奪三振1失点の好投を見せた。

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カーブとコンビネーションで

JFE西日本と対戦した西濃運輸は、3回まで3-4となる中で4回に、高校卒2年目の左腕で甲子園でも活躍を見せた林優樹投手が登板した。

林投手は体の小さな投手だが、近江高校で130キロ台のキレのあるストレートとカーブを投げ、甲子園でも活躍を見せると、侍ジャパンU18代表でも左のリリーフとして投げていた。

昨年は社会人1年目だったが、高校での疲労とともに左肘に違和感もあり、対外試合では登板せずに体力強化に努め、体重は10kgも増えた。故障が癒えると、二段モーションの新しいフォーム固めのため、「ずっと投げてきたので、1年間しんどかった」と話した。しかし、今年に入り「1月から投げ始めたら、びっくりするくらい速くなっていた」と4月のオープン戦で145キロを記録するなど成長を遂げた。

この日も最速は144キロを記録、立ち上がりの4回こそ、ストレートにこだわり過ぎてタイムリー3ベースヒットを浴びて1失点したが、5回からは高校時のようにカーブを織り交ぜると、8回までの5イニングで4三振を奪い、3安打1失点に抑えた。「4回は直球で押していけると甘い考えがあったのが反省点。5回からはしっかりピッチングができた」と話した。

この日の試合は3-5で敗れ、日本選手権出場はならなかったが、日本選手権予選では左の先発としての投球が期待される。来年までに更に球速をアップし、同学年の宮城大弥投手に近づきたい。

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