京都大が最終戦終える、田中英祐投手は進路決断にはもう少し

大学野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 関西学生リーグでは京都大が関西大に0-3で敗れ、4勝9敗、勝ち点1で春季リーグ戦を終えた。3勝を記録したエースでプロ注目の田中英祐投手は、今季の結果で進路を決めるとしていたが、結論は持ち越した。

結論は持ち越し

 田中英祐投手は昨年末に進路について家族で話し合い、「親は押し切りました」とプロ入りの意思がある事を両親に伝えていた。その上で「春の自分の成績もふまえて考えます」と、今季の成績で自分自身の決断をすることを決めていた。

 その今季、自身は3勝を挙げ、5敗をしているものの防御率は1.73と今のところリーグ5位の成績を残した。またチームとして目標としていた勝ち点を奪う事もでき、ハードルを確実に飛び越えたといってよい。

 この日は試合終了後に、「シーズンが終わったばかりなので、進路はもう少し考えさせてください」と話し、進路の明言は避けたが、再度今シーズンの投球内容や成績を見つめ直しプロ入りの判断をするとみられる。

 また、宝監督も「本人に任せています。指名されれば行くかもしれません」とプロ入りの可能性を示唆している。

 

ドラフト上位クラス

 田中投手は最速148km/hの速球を投げ、関学大の宇都宮健太投手や同志社大の柏原史陽投手といった来年のドラフト上位候補投手に投げ勝ってきた。

 巨人は阪神のスカウトが連日マークして注目度も高く、「ドラフト1位の投手に次ぐ存在」とドラフト上位候補として評価されている。もし指名されれば京都大学からは初のプロ野球選手となり、しかもドラフト3位あたりでの指名となりそうだ。

 田中投手の進路の決断、そしてその後のドラフト会議で注目されるだろう。

 

京大、5位以下確定 田中登板なし - デイリースポーツ:2014/5/19

 原動力となった田中は「悔しい部分が大きい。もう一回弱いところを見つめ直す」と秋に向け切り替えを図った。また自身の進路については「もう少しゆっくり考えさせてください」と話した。宝監督は「本人に任せています。指名されれば(プロに)行くかもしれません」と話すにとどめた。

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