大院大の147キロ右腕・打田雷樹投手に巨人など7球団視察、ヤクルトが評価

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関西六大学リーグでは、大阪学院大の打田雷樹投手が9回9安打2失点で完投勝利を上げ、リーグ通算20勝を達成した。この日は巨人、東京ヤクルトなど7球団が視察し、東京ヤクルトのスカウトディレクターが評価をしている。

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変化球は全部の球種でカウントが取れた

この日の大阪経済大戦で先発した打田雷樹投手は、初回にエラーがらみで先制点を許したものの、その後は「真っすぐを途中から調整して、低めにいっていた。変化球は全部の球種でカウントが取れた」と話し、丁寧に低めに球を集め、変化球で追い込むピッチングで、9回9安打2失点に抑えた。三振も7つを奪っている。

試合も3-2で勝利し、これでリーグ通算20勝に到達した。「うれしい気持ちでいっぱい。」と話し、これからも「優勝のため勝ちにこだわる」と話した。

この日は巨人、東京ヤクルトなど7球団のスカウトが視察をしたが、東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクは「いい体をしているんで伸びしろがあると思う」と評価した。

またこの日は、同じくプロ志望届を提出している脇屋紀之選手も2安打を打ち、スカウトの前でアピールをした。

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この日から有観客となり「応援に来てくださった方に自分の投球を見てもらえた。『あれが打田や』と思ってもらえるような投球をしたかった」と、胸を張った。最速147キロ右腕を巨人など7球団が視察し「育成でも(プロに)行きたい」と、意気込みを示した。

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