巨人、ドラフト1位指名の関西国際大・翁田大勢投手に指名あいさつ、球団副代表「先発に回ってもらいたい」

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巨人はドラフト1位で指名した関西国際大・翁田大勢投手に指名あいさつし、大塚球団副代表は「リリーフ希望ということだけど、ローテーションに入ってもらって先発に回ってもらいたい。」と先発での登板を要請した。

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本人は「リリーフに向いている」

翁田大勢投手は最速157キロを記録する右腕投手で、西脇工時から注目されたが志望届を提出したものの指名漏れした。

大学でも力強いストレートを投げていたものの、3年秋に右肘の炎症、今年春も右肘の疲労骨折をしていた。しかし、そのリハビリの期間に「パーソナルトレーナーの方と一緒にけがをしない体作り、けがをしにくいフォームを目標にトレーニングした結果、球速も伸びました」と大きく成長を遂げ、9月19日の大阪産業大戦で延長10回188球を投げ、最速は157キロを記録した。

本人も「リリーフに向いている」と話し、プロではリリーフとしての活躍をイメージしていたが、この日、指名あいさつを受けた巨人の大塚球団副代表は「リリーフ希望ということだけど、ローテーションに入ってもらって先発に回ってもらいたい。最低でも2ケタ、そういう期待で指名させていただきました」と本人に伝えた。

チーム事情から「最初からリリーフというのは考えてない。星勘定ができる投手がいないので、もう3番目、4番目に入れるのかなと思います」と話し、先発で計算をしている。

この日は原監督はあいさつに来られなかったが、水野スカウト部長なども訪れ、原監督がドラフト会議でつけていたパスにサインをしたものを渡した。

昨年に引き続き、力のあるスリークォーター右腕を1位指名した巨人、来年こそ先発ローテーションの立て直しができるかが注目される。

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憧れは大学の先輩でロッテの守護神を務める益田。翁田は自身を「リリーフに向いている」と分析し、そのポジションを希望していたが球団の見解は違った。「最初からリリーフというのは考えてない。星勘定ができる投手がいないので、もう(先発の)3番目、4番目に入れるのかなと思います」と大塚副代表。球団の測定によると、球の回転数はメジャーの平均を上回り、ダルビッシュや上原並みの本格派右腕を高く評価した。先発指令を受けた翁田は、「読売巨人軍のドラフト1位に求められているものはすごく大きいという自覚はあった。先発として10勝、2ケタ以上勝ってほしいという期待に沿える活躍ができるように頑張りたいです」と力を込めた。

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