東海地区・北陸・愛知3大学連盟代表王座決定戦が行われ、名城大が福井工大に6−4で勝利し、明治神宮大会出場に近づいた。福岡ソフトバンクがドラフト2位で指名した岩井俊介投手と、横浜DeNAがドラフト2位で指名した松本凌人投手がリレーで登板した。
苦しみながら
ドラフト会議での指名後に初の登板となった岩井俊介投手と松本凌人投手だが、まず先発した岩井投手は5回1アウトまでノーヒット投球を見せるも、7回にホームランを浴びて1失点、さらに2アウト1塁から2つの四球を与えて降板した。「粘られて、ゾーンで勝負しようとして強い球が投げられなかった」と反省した。
そしてリリーフで登板した松本投手は、その満塁のピンチで見事に見逃し三振を奪って抑えた。しかし8回には2つの死球が絡んで3失点し6−4に追いあげられた。
ともにドラフト2位で指名を受け、肩の荷が降りたような状態だったというが、ともに本調子とは行かない投球だった。それでも岩井投手は「いつも通り。気負いすぎてもいけないから楽にいこうと」と話すと、松本投手も「神宮優勝に向けてぶれずにやれている。気持ちの面では問題ない」と話す。
今日30日には中部学院大と決勝戦を戦い、明治神宮大会出場を目指す。昨年の明治神宮大会でベスト4入りをしており、ドラフト2位コンビで全国制覇をチームに残てプロへ羽ばたきたい。
2023年ドラフト会議指名選手一覧
2023年のドラフト会議は10月26日に行われ、支配下ドラフトが72人(昨年より+3人)、育成ドラフトが50人(昨年より−7人)の、合わせて122人(昨年より-4人)が指名されました。
ソフトバンクとDeNAが指名の投手2人が苦しみながらもリードを守りきる 名城大学の岩井と松本【大学野球】:中日スポーツ・東京中日スポーツ
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