オリックス、ドラフト３位指名の来田涼斗選手と仮契約、主軸外野手に

オリックスはドラフト３位で指名した明石商・来田涼斗選手と、契約金5000万円、年俸500万円で仮契約を交わした。背番号は３８。

打撃は高校NO.1

来田涼斗選手は明石商１年時から俊足・強肩の１番バッターとして注目され、2018年夏の甲子園では八戸学院光星戦で2本の内野安打を打っている。そして2年生となった春のセンバツでは、準々決勝の智弁和歌山戦で、先頭打者ホームランとサヨナラホームランという離れ業を見せた。

2年夏の甲子園でも履正社戦で先頭打者ホームランを放つなど、スイングの大きさと思い切りの良さは高校屈指の存在で、肩や足の選手ではなく、長打力のある主軸タイプだと感じた。

3年時は確実性を上げるための打撃改造をしている途中で新型コロナの影響により、練習試合もできない日々となってしまい、打撃を固める時間がなく夏の甲子園交流戦では内野安打1本に終わってしまった。今年、順調に大会が行われていたら、どんな打撃を見せていたのかと思う。

ドラフト3位でオリックス入り、2位には同じ外野手の元謙太選手が指名されている。また左打ちの外野手としては、吉田正尚選手がおり、外野手で越えなければいけない選手がたくさんいる。まずは打撃をしっかりと固め、持ち味の思い切りの良いスイングを見せたい。