中日はこの日、山本チーフスカウトと担当の八木スカウトが大船渡高校を訪れ、佐々木朗希投手と面談を行った。
1位指名候補と評価、指名は当日までわからない
中日の山本チーフスカウトと八木スカウトはこの日、知人の車で同校に到着したことから、正面とは違う入り口から入ったため、取材陣への対応はなかった。
しかし中日スポーツには面談の様子を語っており、山本チーフは「ずっと見ていて高く評価している。4日のスカウト会議でも1位候補として高く評価されたが、当日までは決まらない」と佐々木投手に伝えたと話した。
約30分間行われた面談は和やかなムードで行われたとし、「悪い印象は持っていないと思う」と話した。そして、「スカウトの立場からは、投げるスタミナとか体づくりを優先させてもらえるようにしたい」と話し、八木スカウトからも「今、修正するところは何もない。入団までにしっかり練習をしておいて欲しい」とアドバイスを送った。
佐々木投手の様子について山本チーフは「落ち着いていて感じがいい普通の高校生で好印象を持った」と話した。
中日は、星稜の奥川恭伸投手を筆頭候補としているが、4日のスカウト会議では決定をせずにドラフト直前まで決めることを先延ばしした。他球団の動向をうかがうという事もあるだろうが、この佐々木投手との面談前に1位指名を決定してしまうと、話しがやりにくいという事もあるのかもしれない。
高く評価する投手として、その印象などを感じ取り、1位候補としてふさわしいという事は確認できたと思う。1位指名の決定は16日のスカウト会議にも行うものとみられる。
中日、佐々木と面談 中日スポーツ紙面 2019/10/8
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