中日がスカウト会議、ドラフト1位候補は約10人も投手・野手など結論出ず

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中日は9月27日にスカウト会議を開き、ドラフト指名候補を121人から約80人に絞った。また、ドラフト1位指名候補は約10人で、投手・野手がリストアップされているという。

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スカウトは投手を評価

スカウト会議には与田監督、松永編成部長、米村アマスカウトチーフが出席した。会議後に米村アマチーフスカウトは、「候補は121人から80人くらい。ドラ1は投手、野手含めて10人くらい。どっちにいくか分かりません。」と話した。また全体では5〜6人の指名になることも明らかにした。

リストに残った選手については、「打者は少ない。投手は高校生の小園、森木、風間。ここは頭一つリードしている。打者は一長一短」と、投手では高校生BIG3の小園健太投手(市和歌山)、風間球打投手(明桜)、森木大智投手(高知)の3人がリードしていると評価を明らかにし、さらに筑波大の佐藤隼輔投手も上位候補にランクしているとした。

一方で打者については、「鵜飼君はやっぱり長打力。当たったら本塁打を打てる。飛ばすんだったら鵜飼君が一番飛ばす。ブライト君は走攻守全て。身体能力を含めて。上武大の谷口監督から厳しい指導を受けていると言うことで野球に対する姿勢もいい。正木君は2割だけど本塁打を打てる打者」と、鵜飼航丞選手(駒澤大)、ブライト健太選手(上武大)、正木智也選手(慶応大)を「ビッグ3」と評価したが、スカウトが一致してトップクラスと評価する野手はいないという。

現場からは大砲の獲得を要望

春先に行われたスカウト会議では、補強ポイントについて話し合われ、現場から野手の獲得の要望があがり、即戦力野手を獲得する方針を決めた。今回も方針の変更はないというが米村氏は「強いドラゴンズにしないといけない。そうなると即戦力。統計的にも4、5点取れば、十中八九負けない投手陣もいる。現状うちの弱点であることをどう補強するのか。投手はいるのでどうするのか」と話す。

そして米村氏は「僕が感じているのは、打者より投手が優秀だと思っている。だが、会社からそういう風にしろと言われたら僕らは意地張って言えない。」と話し、スカウトの評価と現場の要望が一致していないことを明らかにした。そして、「右の大砲が必要。ただ今年の打者は確信は持てない。試合の中で見きれていないので、各担当スカウトに委ねるしかない。」と話す。

投手についても「筑波大の佐藤は全然練習できてないという報告なので、じゃあそれにいくのかなどの討論は先に延ばさないと分からない」と話した。この会議では1位指名選手の結論は出さず、「練習、試合環境が整わなかったり、見られていない部分もあります。ギリギリまで視察して決めることになると思います」と、今後もリストアップした選手をチェックしていく。

ドラフト1位指名選手については、ドラフト前日、当日に行われるスカウト会議で決定することになる。

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それでもコロナ禍による練習制限や、緊急事態宣言でスカウトが積極的に視察ができないこともあり、難しいドラフト戦略になると漏らす。同チーフは「視察ができないために決定力に欠ける。僕が感じているのは、打者より投手が優秀だと思っている。だが、会社からそういう風にしろと言われたら僕らは意地張って言えない。(即戦力なら)右の大砲が必要。ただ今年の打者は確信は持てない。試合の中で見きれていないので、各担当スカウトに委ねるしかない。筑波大の佐藤は全然練習できてないという報告なので、じゃあそれにいくのかなどの討論は先に延ばさないと分からない」と苦心の色を隠さなかった。

「最終決定はドラフト当日朝。他球団の事情もある」と、重複指名による抽選などの状況も鑑み、筑波大・佐藤隼輔投手(4年)、ノースアジア大明桜・風間球打投手(3年)、高知・森木大智投手(3年)、市和歌山の小園健太投手(3年)も1位候補にリストアップしている。昨年までは地元出身の根尾、石川昂、高橋宏を1位指名したが、「この3年間はたまたま地元にいい選手がいたから。こだわりなしでいい選手を取っていく」と、実力優先で指名することも明言した。

野手では正木(慶大)、ブライト健太(上武大)、鵜飼(駒大)を「ビッグ・スリー」と表現。「とにかく飛ばすのは鵜飼。走攻守の3拍子がそろっていて身体能力が高いのはブライト健太。上武大で厳しい指導を受けて野球に対する姿勢もいい。打率2割でも一発を打てるのは正木」と語った。
 その上で、米村チーフは「(コロナ禍で)練習、試合環境が整わなかったり、見られていない部分もあります。ギリギリまで視察して決めることになると思います」と説明した。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/09/28/kiji/20210928s00001173074000c.html
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