巨人阿部2軍監督、来春3月8日に母校・中央大と練習試合、ドラフト候補チェックも

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巨人の阿部2軍監督が、来年の3月8日に母校の中央大と練習試合を行うことを明らかにした。侍ジャパン大学代表の4番を打つ牧秀悟選手、日本一の俊足野球選手・五十幡亮汰選手などをチェックする。

中央大祝賀会で

この日は中央大の東都リーグ優勝の祝賀会に、OBで今年引退をし巨人の2軍監督に就任した阿部慎之助氏がサプライズゲストとして登場、壇上であいさつを行い、3月8日によみうりランドで中央大とジャイアンツの2軍でゲームをやらせてもらいます」と明かした。

そして「いい選手がたくさんいるということで、僕から清水監督にお願いしました」と話し、今年3年生ながら侍ジャパン大学代表の4番を打った牧秀悟選手や、中学時代に陸上の100m、200mの日本一となった抜群の足を持つ五十幡亮汰選手などのチェックをする。

また、来年だけでなく「下級生にもいい捕手がいたり、俺がいたころよりレベルは高いと思う」と話し、1年時からマスクを被り、福岡大大濠時代にU18代表も経験をし注目されている古賀悠斗捕手についてもチェックをする予定。このままいけば、2021年のドラフト1位で古賀選手の指名となるかもしれない。

中央大は昨年は春・秋ともに1部最下位となり入れ替え戦を経験した。そこで踏みとどまることができ、その結果、今年は春は2位、そして秋には2004年以来30季ぶりとなるリーグ制覇をした。阿部選手は「選手が頑張れば、こんな素晴らしい会ができる。今後もっと強い中大を復活させてほしい」とエールを送った。

巨人の若手にとっても

中央大との練習試合は、巨人の若手にとっても成長をチェックする大切な場となる。巨人は高校生を中心とした指名が続き、大学生との練習試合は同学年だった選手との対戦となる。プロに進んだ自分たちと、大学でプレーする選手たちのプレーを比較して、現在の自分の成長度を確かめる事になる。

特に高田萌生投手、大江竜聖投手、堀岡隼人投手などは大学に進んでいたら来年がドラフト候補となり、牧選手などと同じ学年となる。大学世代の主軸・牧選手と対戦で、プロに進んだ選手たちの意地を見せたい。

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