阪神はドラフト6位で指名した啓新の牧丈一郎投手に指名あいさつし、「高校生でこれだけ投げられる子はいない」と高く評価していることを伝えた。
152キロストレート
阪神は佐野統括スカウト、熊野スカウトなどが福井市の啓新を訪れ、ドラフト6位で指名した牧丈一郎投手にあいさつを行った。
牧投手は最速152キロを投げる右腕で、担当の熊野スカウトは「素晴らしいボールを持っています。高校生でこれだけ投げられる子はいない」と話し、高校トップクラスのストレートと評価していたことを伝えた。また「攻めの投球ですよね。真っすぐで変化球で」とピッチングスタイルも評価している。
牧投手はこれだけの速球をなげながらも背番号は10をつけ、主にリリーフで登板していた。実績が少ない分ドラフト6位という指名となったが、持っている素質は阪神は昨年ドラフト3位で指名した才木浩人選手や、一昨年にドラフト4位で指名した望月惇志投手に引けを取らない。
そして才木投手はこの1年間で5キロスピードが上がり150キロ超の球を投げるようになった。また望月投手も1年目で151キロを記録している。牧投手も「才木さんとかプロに入ってから5キロスピードが上がったと聞いて、入ってからスピードが上がるんだなと」と話し、152キロ速球をさらに伸ばしていくと話した。
高校生右腕の150キロトリオは、将来の阪神を担っていく力になる。
阪神タイガース、過去のドラフト指名一覧
2017ドラフト指名選手
牧丈一郎、野茂魂 デイリースポーツ1面 2017/11/1
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