中日で2015年には10勝を挙げていた若松駿太選手が昨年戦力外となったが、今年はBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスでプレーしてNPB復帰を目指す。
2012年ドラフト7位
若松駿太投手は2012年のドラフト7位で祐誠高校から中日入りし、2年後の2014年に1軍登板を果たすと2015年に10勝、2016年には7勝を挙げて若きローテーション投手として活躍をした。しかし、2017年には7試合の登板に終わり1勝4敗、として事は1軍の登板が無かった。
「2年間何もやれなかった。マネジャーから球団事務所に来て欲しいとの電話をもらったときは、まさかと思ったけど、もしかしてとも感じた」と話し、戦力外通告をされた時を振り返る。1軍で2桁勝利を挙げていても、これだけ早く戦力外になるんだという感覚は、本人はもちろんファンも同じだっただろう。
11月13日の合同トライアウトにも登板したがNPBからは声がかからず、BCリーグの栃木入りすることを決断した。「体は悪くない。もう1度、NPBに戻りたい。なぜ戦力外になったかがわかれば苦労しないです。だからその理由を探しに行きます」と話し、まだ、その理由は分からない状態にいるが、まずはその理由を見つけ、そしてこの1年間でそれを乗り越える。
まだ23歳、この年齢でプロで2ケタ勝利を挙げている投手は少ない。年齢的にもまだ成長できる。
17年は7試合1勝4敗。今年は1軍に上がることなくシーズンを終えた。ファームでも開幕から5試合に投げたが、右肩痛からリタイア。ケガが癒えても、ウエスタン・リーグのマウンドに立つことはなかった。11月13日の12球団合同トライアウトに参加。3者凡退に打ち取ったもののNPB球団からの声はかからなかった。12月6日に独立リーグBC栃木に入団した。
コメント