巨人、2018年育成ドラフト2位の沼田翔平投手を支配下へ、同年育成ドラフトで2人目

巨人球団ニュース

巨人は、2018年の育成ドラフト3位で指名した、旭川大高出身の沼田翔平投手を、支配下登録することが分かった。この年の育成ドラフトでは1位の山下航汰選手も既に支配下登録されており、高校生指名が実りつつある。

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支配下登録

沼田翔平投手は、旭川大高校時代の2018年夏の甲子園に出場し、伸びのある球を見せていた。ドラフト会議では育成ドラフトの3位で指名をされ入団したが、スリークォーターからの148キロの速球が注目されるようになり、今年春のオープン戦では、6試合に登板し、6回1/3を1失点に抑えていた。

伸びのある球と鋭いスライダーは健在で、さらに球速が増し、チェンジアップの制球力も抜群と評価され、原監督も「非常に確率の高い投球をしてくれている」と評価されていた。支配下登録は今日にも発表される。

下剋上

2018年の育成ドラフトでは、1位指名の山下航汰選手が、1年目の7月5日に異例のスピードで支配下登録され、昨年はそのままファーム首位打者を獲得した。期待されていた今年は5月に骨折してしまい残念だが、沼田投手も支配下登録となれば2人目となる。

巨人は2018年のドラフトで、1位で即戦力左腕の高橋優貴投手を指名した後、2位以降は高校生ばかり9人を指名した。そして、6位で指名した戸郷翔征投手が、昨年シーズン終盤に1軍で好投を見せ、日本シリーズでも登板をしており、下剋上の様相を見せている。

巨人は2019年も高校生中心の指名を続けているが、まずは山下選手、沼田投手が1軍で活躍をすることが期待される。それによって、2018年、2019年の高校卒選手にも大きな刺激となり、活性化につながりそうだ。

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