福岡ソフトバンクの2016年ドラフト1位ルーキー・田中正義投手が、1軍昇格をかけて今日のJX-ENEOSとの練習試合に登板する。
オープン戦に向けて
今週24日からはプロ野球オープン戦が始まる。これまで2軍のキャンプで調整をしていた主力クラスが1軍に上がってくる頃だが、福岡ソフトバンクの2年目・田中正義投手は、1軍昇格のアピールが必要で、この日のJX-ENEOSとの練習試合が勝負となる。
ソフトバンクの首脳陣も「A組に近い選手」と田中投手を評価していたが、A組で予定されていた打撃投手の投球を、右手のまめの影響で2度回避していた。この日の投球内容でA組昇格が決まるとみられる。
昨年はキャンプ開幕は1軍からスタートするなど期待されたものの、大学時代からの肩の痛みの影響や、フィールディングの課題などにより、1軍での登板は0、2軍戦でも1試合、3軍戦でも7試合のみの登板に終わっていた。今年は2軍でしっかりと調整をして、キャンプ終盤に1軍昇格、そしてオープン戦で結果を出して開幕ローテーションを取りに行く。
ソフトバンクのオープン戦は、3月3日からスタートする。
16日にはフリー打撃に登板し、対外試合は今キャンプ初。室内練習場でキャッチボールなどを行い「アピールしないといけない立場。ビシっといきたい」と意気込んだ。
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