いなべ総合の146km/h右腕・石垣幸大投手にプロスカウト視察も3回9失点降板

石垣幸大, いなべ総合

 東海の怪腕にプロのスカウトが早くも動いている。

いなべ総合・石垣幸大投手、今春145km/h記録しプロ注目

 今年5月の春季東海大会のいなべ総合vs常葉菊川の試合で、センバツにも出場しプロ注目の遠藤康平選手などがいる常葉菊川を相手に、いなべ総合の石垣幸大投手は6回までに9安打5失点をするも145km/hを記録して10奪三振を記録、遠藤康平選手からは3三振を奪い、視察したプロのスカウトを驚かせた。

課題は制球力

 球速は出るものの、ストレートが甘くなったり四球を許したりと課題は制球力だが、秋季三重県大会の決勝では三重高校を相手に0-1で敗れたものの、粘りの投球を見せて9回1失点12奪三振を記録して成長を見せていた。しかしこの日の東海大会初戦、静岡商と対戦すると2回に味方の2つのエラーで崩れて7失点、3回にも2失点し、3回9安打9失点でマウンドを降りた。チームはコールド負けとなり、センバツ出場はかなり厳しい状況となった。

 課題はハッキリしている。ストレートも146km/hまで伸び球威は十分だが、フォームの安定が課題となる。この冬はどんな事でも動じない強い下半身を作っていけば、来年は安楽智大投手や高橋光成投手に肩を並べる存在になるかもしれない。

  静商打線が雨交じりの球場で快音を響かせた。スカウトも視察に訪れた今大会NO1右腕・石垣幸大(2年)から、9安打9得点だ。初回に併殺で先制機を逃した後の2回爆発した。1死後に2失策と2二塁打で3点を返す。さらに二、三塁で犠打成功率100%の本杉涼(2年)が同点スクイズ。2球目に失敗し、「またサインが出ると思い、絶対決めたかった」と、バント職人は4球目の低めの変化球を投前に転がし、野選を誘った。

 続く1年生3番・望月翔太郎が一、三塁から中越え三塁打。MAX146キロ対策で、練習では投手を3メートル前に置いた。「目が慣れていた直球にうまくタイミングが合った」と、試合を決めた一撃に笑顔がこぼれた。


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