前橋育英・高橋光成投手は7回7奪三振、福岡ソフトバンクが注目

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 前橋育英の高橋光成投手もMRT招待試合の2日目、日章学園戦で2日連続の先発をすると、球速は142km/hも7回2安打7奪三振と好投を見せ、また打者としても4番に入り高校通算2号ホームランを放った。

高橋光成投手は5者連続を含む7奪三振

 高橋光成投手は4回までは三振2つのみだったが、5回表に2アウト1,2塁の場面で打席に立つとスライダーをライトスタンドに運んで3ランホームランを放ち、その勢いで5回の裏から5者連続三振を奪った。7回を投げて2安打7奪三振で無失点、7回コールド完封勝利を挙げた。

 この日は荒井監督より、「夏の県大会決勝のつもりで戦う」と、連投のマウンドに登った高橋光成投手、「その通りにできました」と投打に活躍しての快勝に納得していた。ストレートは142km/hだったが、高橋投手の場合は球速は昨年夏もこれくらいで、昨年夏の状態くらいには戻ったと見てよいのではないかと思う。

 

福岡ソフトバンクのスカウトが視察

 この日は福岡ソフトバンクのスカウトが視察し、永山チーフスカウトは「決めにいくボールの質が高い。ピッチングセンスがある」と話した。高橋投手は昨年夏の群馬大会決勝で、試合を決める最後の球で最速148km/hを外角低めに突き刺して三振を奪った。甲子園でも同じように148km/hは外角低めに決まるストレートだった。

 188cmの長身を活かし、上からの角度のあるストレートは140km/h前半でも低めに伸びると空振りを奪える。低めのコントロールも良く、投球フォームも素晴らしいものだった。

 即戦力では157km/hを投げる安楽智大投手の評価が高かったが、将来性は高橋光成投手の方が高いという評価もあり、このまま成長すれば斎藤和巳投手のような20勝できる投手になるのではないかと思う。

 

 高い弾道がサンマリンの風に乗った。5回2死一、二塁。高橋光はスライダーをたたき、右翼へ3ラン。「感触は良かったですけど、まぐれ」と笑ったが、投げても7回2安打0封、5連続を含む7Kで圧倒。ソフトバンクなどが視察する中、最速142キロの貫禄だ。

 実は、これが高校通算2号アーチ。前の1本は、昨夏の群馬大会決勝で放った。荒井直樹監督(49)から「県大会決勝のつもりで戦え」と、甲子園切符をかけたイメージで臨んだ光成。「その通りにできました」と勝負強さを見せつけた。

光成4番で3ラン、投手7回0封 - ニッカンスポーツ紙面:2014/5/12

 

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