帝京高が全面人工芝グラウンド完成、2011年以来の甲子園出場目指す

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帝京高校は今年1月に野球部専用の人工芝グラウンドが完成した。両翼90.2m、中堅113mの広さと神宮仕様の全面人工芝で、2011年以来遠ざかっている甲子園出場を目指す。

東東京

帝京高校野球部は元々、サッカー部とグラウンドを共用していたが、2004年に校舎が移転すると、サッカー部が帝京科学大のグラウンドを練習場に使うようになり、校庭は野球部専用となっていた。当時は前田監督が「甲子園は土だから」と内野を黒土のグラウンドにしていたが、今回改修したグラウンドは全面人工芝、甲子園をかけた戦いを行う明治神宮球場と同じ人工芝を採用し、前田監督も「高校のグラウンドでは珍しいでしょう」と話した。

帝京高校は甲子園で春1回、夏2回の優勝を誇る名門だが、近年は2011年夏に甲子園に出場して以来出場できていない。東東京大会では関東第一や二松学舎大付、修徳、成立学園などと争うもあと少しのところで甲子園に手が届かず、センバツ出場に向けた秋季東京大会ではさらに早稲田実、日大三、東海大菅生など西東京のチームも強さを見せる。土から人工芝に変えた事で、甲子園優勝よりも甲子園出場を、という事かもしれないが、大きなグラウンドで選手たちも力をつける。

ドラフト候補は続々

昨年は郡拓也捕手が北海道日本ハムにドラフト7位で指名され、石川亮選手、伊藤拓郎投手、松本剛選手などもプロ入りし、原口文仁選手、杉谷拳士選手などが活躍を見せている。また、大学、社会人を経由しても山崎康晃投手が活躍し、昨年は東洋大の阿部健太郎選手(NTT東日本)や、筑波大の木部拓実投手(JR東海)が注目された。

また国学院大3年になる清水昇投手は150キロを投げる来年のドラフト注目投手の一人で、今年のドラフト候補では岡崎心選手や吉川樹也投手なども注目される。

伊藤拓郎投手を大成させることができなかった事から、良い選手を獲得できにくくなったという話もあるが、プロで活躍する選手も多く帝京魂はまだまだ続いていく。

帝京高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

前田監督が「高校のグラウンドでは珍しいでしょう」と語る異例の全面人工芝は、甲子園をかけて争う舞台を見据え、神宮と同じモデルを採用。「こんな環境を整えてもらい、ありがたい」。両翼90・2メートル、中堅113メートル。二塁後方には「Teikyo」の白い文字が緑に映えた。

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