明秀日立が敗退、増田陸選手は「プロ一本で行こうと思っていたが・・・」

高校野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

高校野球茨城大会では、センバツに出場した明秀日立が土浦日大に敗れ、姿を消した。プロ注目遊撃手の増田陸選手は、「甲子園に行けていたら、プロ一本で行こうと思っていたが・・・」と話し、進路についは今後、親と話し合う予定。

一発で意地見せる

投打にプロ注目選手をそろえ、センバツでも3回戦に進出をするなど力を見せていた明秀日立だったが、この日は土浦日大の執念に敗れた。土浦日大は昨年秋に明秀日立に0-16で大敗しており、そこから細川拓哉投手の投球を分析し、マシンを140キロ以上に設定して攻略のためのトレーニングを重ねてきた。この日、細川投手は完投をしたものの16安打を浴びて8失点を喫した。

攻撃陣も抑えられた。7回まで無失点に抑えられ0-8でコールド負けの可能性もあった。しかし、8回裏のノーアウト1,2塁の場面で打席に入った増田陸選手が3ランホームランを放ち、一矢を報いた。チームを盛り上げるように何度もガッツポーズを見せながらホームインしたが、その後、打線は続くことができず、3-8で終戦となった。

東日本NO.1遊撃手とプロのスカウトが評価する増田選手は進路について、「甲子園に行けていたらプロ志望1本で行こうと思っていたんですけれど、親ともこれからの人生を話し合って決めたい」と話し、この夏の甲子園出場の目標がかなわなかったため、別の道も選択肢に入れたことを話した。

それでも「プロに行きたいけれど、いけなかったら違う道も考えて、上のレベルで野球を続けたい」と話し、プロへの思いも見せた。

プロ志望届を提出すれば、ドラフトでは3位前後で指名がありそうだ。報徳学園の小園海斗選手、大阪桐蔭の根尾昂選手、天理の太田椋選手など関西の遊撃手が注目され、プロ志望届を出せば小園選手と根尾選手は1位で消え、太田選手も3位までには消えるとみられるが、増田選手もそこに加わってきそうだ。ソフトバンク、横浜DeNAなどが興味を示している。

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高校野球に一区切り。「甲子園に行けていたらプロ志望1本で行こうと思っていたんですけれど、(行けなかったので)親ともこれからの人生を話し合って決めたい」。プロ野球選手になるという夢は「あきらめていない」。

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