この日から学校が再開された龍谷大平安で、野球部の活動も再開し、原田監督が部員と久々の再開をした。プロ注目の内野手・奥村真大選手は、「今はプロになる事しか考えていない」と話し、プロ志望を表明した。
プロ志望を表明
5月20日に甲子園大会の中止が発表された。奥村選手は「次の日には練習もできないぐらい家で落ち込んでいるところはあった」というが、家族から「次に向けてやらないと、やっている人はやっている」と励まされ、「ここからは自分との戦い。切り替えた者が成長していける」と、練習を重ねるにつれて気持ちが次へと向かった。
そして、「今はプロになることしか考えていない。まだそういうレベルではないので、ここからの練習や試合でアピールして、プロ野球選手になれるように」と、プロに向けて進んでいることを明らかにした。
奥村選手は、東京ヤクルト・奥村展征選手の弟で野球で有名な一家、1年時から180cmの遊撃手としてプレーし動きの良さを見せていたが、今年、もう一押しアピールが必要と見られていた。
京都ではこの日、夏の大会に代わる独自大会を7月に開催することを決定した。プロ志望表明によってプロのスカウトの注目を集め、その中でこの大会で昨年から成長した姿を見せられれば、一気に評価が上がる可能性も秘める選手だろう。
今後は京都府でも代替大会が開催される方向だが、その上で自身の進路について問われると「自分はプロ野球選手になることしか考えていないので。まだそのレベルには達していないですけど、ここからの練習でアピールして、プロ野球選手になれるように」ときっぱり。兄・展征はヤクルトに所属。尊敬する兄と同じ舞台を目指していく。
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