巨人、球団OBを起用し独自スカウト網を構築

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巨人は、10人の専任スカウトと2人のコーチ兼任スカウトでアマチュア野球のスカウティングを行うが、各地で少年野球の指導などに当たっている球団OBによる、独自のスカウト網を構築することを発表した。

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まず21人と契約を目指す

現在は専任の10人のスカウトで高校、大学、社会人、独立リーグの他、中学など少年野球の選手についての情報もカバーをしているが、原監督は以前より、福岡ソフトバンクの千賀投手や甲斐捕手がといった隠れた逸材の情報を得る手段が必要と話し、「いろんな意味でネットワークは広く広げる必要がある。ジャイアンツにとっていいスカウティングができるようにOBから力を借りる」と話した。

スカウトネットワークは、主に少年野球を指導する球団OBによって構築され、大阪府の谷口功一氏、山梨県の四條稔氏、沖縄の大野倫氏の他、福井敬治氏、岸川勝也氏などとスカウト契約を結び、基本的に1都道府県に一人を配置する計画で、まずは21人と契約を目指し、「3年くらいで全国47都道府県をカバーしたい」と大塚球団副代表話した。

高校、大学といった学生野球の選手のスカウト活動は出来ないが、中学までの少年野球までの情報を集め、高校などでのスカウト活動へと繋げていく。大塚副代表は「技術的なことより、性格や人間性を聞く」と話した。

プロに行くような選手は、少年野球時代から上級生と一緒にプレーしても引けをとらなかったり、一目見て体が大きかったり、動きが良かったりするのがわかる。ただしそういう選手の情報は、話題や噂のレベルで既に広まっている事は多い。

この日、千葉ロッテの和田康士朗選手が支配下登録をされたが、和田選手は中学まで野球をしていたが、高校では陸上部に入り、その後、他の高校生が野球をしているのを見て再び野球を始めようとしたが、高校の野球部は人数が足らず、地元のクラブチームでプレーをし、BCリーグ・富山でプレーを続けて2017年の育成ドラフトで指名された。

こういう選手の情報を集めることができれば大成功だろう。

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球団はすでにリストを作成し、福井敬治氏、四條稔氏、谷口功一氏、岸川勝也氏、大野倫氏ら21人と契約を目指しているという。6月末にも第1回の会合を予定しており、「OBスカウト」という肩書で名刺も貸与する。スカウト登録はされず、通常のドラフトにつながる活動はできないが、OBスカウトが「地元に面白い選手がいますよ」と球団に随時報告し、そこに正規のスカウトが派遣される形となる。

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