150キロ右腕、刈谷の遠藤泰介投手が9奪三振完投勝利、阪神スカウトが評価

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刈谷高の150キロ右腕・遠藤泰介投手が、厳しい条件の中で完投勝利を挙げた。視察した阪神スカウトが高評価をしている。

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過酷な条件

この日はパロマ瑞穂球場の人工芝により、蒸すような暑さの中での登板だった。150キロ右腕の遠藤泰介投手は、7回には鼻血を出すアクシデント、さらに8回にはこの日3安打目となるヒットを打ち、相手のミスで二塁に走った。

そして8番・正留選手のタイムリー3ベースヒットで一気にホームインした。9回、最後のマウンドに登る時には「フラフラで脚の震えが止まらなかった」と話し、肩で息をする状態だったが、9回を3人で抑え、3-1で勝利した。

113球を投げて6安打9奪三振1失点の完投勝利に、視察した阪神の筒井スカウトは「しっかり腕を振って投げられるし、目いっぱい投げた時のフォームも悪くない。楽しみな選手です」と話した。

大会も進み、試合日程が厳しい中出の投球、そして、このような過酷な条件での投球は、内容自体に評価をするのがだんだん難しくなる。それでもしっかりと腕を振る姿、フォームが崩れない強さ、そして投球以外の姿勢を見ることで、選手と直接関わることのできないプロ野球のスカウトは、選手の性格や精神的な部分を見ている。そういう意味では、この日の投球はスカウトにアピールするものは大きかった。

ただし、やはり選手の体、そして命を守ることも必要で、この時期の高校野球開催については、議論を進めなければならないと思う。

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▽阪神・筒井スカウト(刈谷・遠藤について)「しっかり腕を振って投げられるし、目いっぱい投げた時のフォームも悪くない。楽しみな選手です」

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