社の１４６キロ右腕・芝本琳平投手が９回３安打１２奪三振完封、複数球団視察し巨人が評価

社のプロ注目146キロ右腕・芝本琳平投手が、9回3安打12奪三振で完封勝利をあげ、視察した巨人のスカウトが評価をした。

戸郷に似ている

ダイナミックなフォームから最速146キロの速球を投げる社の芝本琳平投手はこの日、春季高校野球兵庫大会の3回戦・明石清水戦で先発すると、「調子自体はよくなかったですが、最終的にゼロに抑えられてよかった。60点くらい」という内容だったものの、9回3安打12奪三振で完封勝利を挙げた。

昨年秋は兵庫大会で優勝し、センバツ出場を捉えていたものの、近畿大会初戦に近江に敗れて甲子園出場を逃した。その悔しさから、冬は食事とウエイトトレーニングで体重を66kgから73kgへと増やし、球の力が増した。

この日は最速は144キロ、初回の先頭打者にヒットを許したものの、そこから7回までノーヒットに抑え込んだ。巨人の戸郷投手のフォームを参考に、「体を大きく使うというところから、ああいうフォームになりました。よく言われます」と話す。

146キロの速球を投げる芝本投手には、この日も複数球団のスカウトが視察し、巨人・岸スカウトは「球が強くて、スピードもある。野球センスも感じるし、県内の右投手ではトップクラス。投げ方はうちの戸郷に似ている」と評価した。

兵庫NO.1右腕の芝本投手に今後も注目が集まる。

この日、バックネット裏には複数球団のスカウトが視察。巨人・岸スカウトは「球が強くて、スピードもある。野球センスも感じるし、県内の右投手ではトップクラス。投げ方はうちの戸郷に似ている」と高評価した。