3年ぶりの甲子園を目指す加藤学園の強肩捕手・若林駿斗捕手(2年)が23日、第108回全国高校野球選手権静岡大会の準々決勝(草薙球場)で、けん制と盗塁阻止で計5人の走者をアウトにする強肩を披露した。二塁送球タイム1.8秒の肩を武器に昨夏準優勝の静岡高の機動力を封じ、チームの7―2の勝利と4強進出に大きく貢献した。
二塁送球1.8秒の強肩、けん制3人・盗塁阻止2人で走者を封殺
この日、加藤学園は昨夏の静岡大会準優勝の静岡高と対戦した。試合の主導権を守備で引き寄せたのが若林駿斗捕手だった。二塁送球タイム1.8秒という持ち前の強肩が、相手の機動力を封じ込めた。
3回、先頭打者に右前打で出塁を許したが、素早い一塁けん制で走者をアウトにした。さらに2死から出た走者が盗塁を試みると、二塁で刺してみせた。4回も1死一、二塁からけん制で二塁走者をアウトにして2死とすると、一塁走者の盗塁も許さずにピンチを脱出した。5回には死球で歩かせた走者をけん制で刺し、この日はけん制で3人、盗塁阻止で2人の計5人を肩でアウトにした。
「静高は走ってくると分かっていて、準備していました」(スポーツ報知)と、事前の対策が実を結んだことに胸を張った。相手の機動力を徹底的に警戒した準備が、そのまま5つのアウトという結果に表れた。
打撃では4打数無安打も、守備でチームを4強へ導く
一方、打撃では苦しんだ。初回2死二、三塁や5回2死満塁と好機で打席が回ってきたが、いずれも三振に倒れるなど4打数無安打に終わった。それでも「打つ方では貢献できなかった」と悔しさをのぞかせながらも、守備での働きでその借りを返してみせた。
加藤学園は静岡高を7―2で下し、4強へと駒を進めた。強肩を武器にチームの勝利を手繰り寄せた若林捕手が、この夏どこまで勝ち進めるか注目される。二塁送球1.8秒の強肩は、秋のドラフト戦線でもスカウトの視線を集めていきそうだ。
【若林 駿斗】 プロフィール
- 氏名:若林駿斗(わかばやし・しゅんと)
- 所属:加藤学園高校(2年)
- ポジション:捕手
- 主な特徴や実績:二塁送球タイム1.8秒という強肩を誇る捕手。第108回全国高校野球選手権静岡大会の準々決勝・静岡戦では、けん制で3人、盗塁阻止で2人の計5人を肩でアウトにし、昨夏準優勝の静岡高の機動力を完全に封じた。打撃では4打数無安打に終わったものの、卓越した守備でチームの7―2の勝利と4強進出に貢献した。走者を許さない強肩を武器に、さらなる活躍が期待される。








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