センバツ出場吉報を待つ高松商、東筑、伊万里

高校野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

いよいよあと2日と迫ったセンバツ大会出場校の決定、高松商は明治神宮大会で増えた出場枠に期待を込める。その他、福岡の公立では61年ぶりの夏春連続出場を目指す東筑、また21世紀枠でも伊万里が吉報を待つ。

復活した希望

高松商は昨年秋の四国大会で、同じ香川県の英明に準決勝で2-12でコールド負けを喫した。四国の出場枠は3校で、優勝の明徳義塾と、準優勝の英明、そしてもう1校は準決勝で明徳義塾に1-3で競り負けた松山聖陵が決定的とみられ、高松商ナインは一度は完全にセンバツを諦めかけた。

しかし、四国代表として明治神宮大会出場した明徳義塾が優勝し、明治神宮枠が追加され、四国から4校が出場できることになる。高松商の主将・米麦選手は「明徳が神宮大会で優勝したと聞いたときは、正直うれしかったです。自分たちにも可能性が出てくるかもしれないと思いました」と話した。

2年前、高松商は明治神宮大会で優勝し、四国からに明治神宮枠をもたらして、四国からは松山商、明徳義塾、そして土佐の3校が出場をしている。そしてセンバツでも準優勝をする快進撃をみせた。

本来ならば4校出場となれば、四国大会のベスト4が順当に選ばれる。しかしまだ安心はできない。高松商は香川県3位での出場であることや、準決勝で同じ香川の英明にコールド負けをしている。ベスト4入りはできなかったものの、高知の高知高校は準々決勝で英明に7-8の接戦を演じており、優勝した明徳義塾も高知県であることから、高知高校が選出される可能性もある。

1年生エースの香川卓摩投手は167cmと小柄だが、左腕から137キロの速球と多彩な変化球を投げる。2016年のセンバツ準優勝メンバーはいなくなったものの、強力打線になるためのハードトレーニングを続けている。「もし選ばれたら、四国代表として恥ずかしくない野球をしたい」と話す米麦主将、センバツ第1回大会優勝校でもある高松商が、第90回記念大会にも出場できるかどうか注目したい。

その他の高校も吉報待つ

福岡の東筑高校は、昨年秋の九州大会でベスト4入りしており、選出は確実だとみられる。昨年夏も甲子園に出場をしている東筑高校、センバツ出場が決まれば、福岡の公立高校が夏春連続出場をするのは、小倉高校が1956年、57年に出場して以来61年ぶりとなる。

エースの石田旭昇投手は、昨年夏の甲子園では初戦の済美戦で8回途中まで投げて10失点、秋の九州大会準決勝でも、富島に5回5失点と制球を乱して崩れた。冬のフォーム固めで「球のバラつきがなくなった。今後は球の伸びでも勝負する」と話し球威も増してセンバツに臨む。

また、佐賀県の伊万里高校も21世紀枠候補に残り、出場の吉報を待つ。昨年秋の佐賀大会では、3回戦で佐賀商に5-4で勝利すると、準々決勝で佐賀北に4-1で勝利し、全国制覇を経験している高校を次々と破り、準決勝でも2-1で勝利して九州大会出場を決めた。

進学校で部活の時間が午後7時15分までと制限されている中で快進撃を見せた伊万里高校、吉報が届くか。

東筑高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

高松商、果報は練習して待つ デイリースポーツ紙面 2018/1/24

 

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