中日、石川昂弥選手がフリー打撃で130m弾

中日ルーキーニュース

中日のドラフト1位ルーキー・石川昂弥選手がこの日、沖縄の読谷球場での合同自主トレでフリー打撃を行い、推定130mの場外弾を2本放って大島、平田を驚かせた。

自己最長は160m

石川昂弥選手はこの日、中日の2軍キャンプが行われる沖縄の読谷球場で、初の屋外フリー打撃を行うと、23スイング目にレフトの防球ネットを越え、外周道路も超えて隣の村役場の駐車場に飛び込む推定130m弾を放った。また、31スイング目にも同じくレフトのネットを越えていく当たりを放った。

11mの強風がレフト側に吹いていた事もあり、「風ですよ」と話したが、「久しぶりの屋外でのバッティングで良かったんじゃないかと思います。調子が悪いときはゴロが多い。それがないのは、いい状態です」と話し、状態の良さをアピールした。結局35スイングを行いさく越えは6本、ゴロは4本だけで安打性の当たりは11本だった。

石川選手は状態について「8割です。思い切り振るタイプではないと思います」と話した。フルスイングで飛ばすのではなく、ボールに回転をかけて飛ばしていく。この日の打撃でも「センター方向への打球もスピンが効いていてよかったと思います」と話す。東邦高校3年の時に大阪ガスのグラウンドで智弁和歌山と練習試合をおこなったが、「下級生が真っすぐばかり投げてきたのでいってやろうかな」と本気を出すと、打球はバックスクリーンを越え、周囲から150m、160m飛んだと声のあがる打球を放った事がある。

このドラフト1位ルーキーに、ベンチで見ていた大島選手が「18歳であれだけ振って飛んだら十分でしょ」と話すと、同じように飛距離で注目されてドラフト1位でプロ入りをした平田選手も「当たると飛ぶ。飛ばすコツを持っている」と驚きの表情を見せた。投球をした吉田ブルペン捕手も、「2軍の選手であんなに飛ばす選手はいないと思います。エグいです」と話した。

キャンプは読谷の2軍からのスタートとなるが、キャンプでは実戦をしてゆき、その内容次第では2月22日の阪神とのオープン戦初戦に昇格させる可能性があると、仁村2軍監督から伝えられているという。「ちょっとでも早く1軍に上がれるように」とキャンプでもガンガンアピールをしていく。打撃についてはあまり心配はなさそうで、サードの守備で評価をもらえれば1軍の声が挙がってくるだろう。

昨年のドラフトで3球団が1位指名をした怪物は、やはりただ者ではない。

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防護ネットどころか、外周道路も越えた。23スイング目。石川昂が描いた大飛球は左翼上空へ高く伸び、隣接する読谷村役場の駐車場に着弾した。推定飛距離130メートルの特大場外アーチだった。

 「久しぶりの屋外でのバッティングで良かったんじゃないかと思います。調子が悪いときはゴロが多い。それがないのは、いい状態です」

全力ではないというから衝撃は大きい。「8割です。思い切り振るタイプではないと思います」。吉田ブルペン捕手は「2軍の選手であんなに飛ばす選手はいないと思います。エグいです」。右翼に就いていた平田は「飛ばす能力がありますね」とコメントした。

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